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山本とベッツを失ったドジャース 米メディア「9月16日に聞くよりははるかにいい」勝負は10月

スポニチアネックス / 2024年6月17日 11時38分

死球を受け、顔をゆがめて痛みにもだえるベッツに駆け寄るロバーツ監督(AP)

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のアンディ・マッカロー記者が、山本由伸とムーキー・ベッツを同時に失ったドジャースについて「ニュースを聞くのはつらいが、9月16日に聞くよりははるかにいい」と指摘している。25歳の若きエース、MVP候補の内野手、合わせて6億9000万ドルの選手2人を負傷者リストに入れるのはつらいが、 2人とも今季中に復帰できる。デーブ・ロバーツ監督も「シーズン終了ではない」と語った。

 11年連続でポストシーズンに進出しながら1回しか世界一になれていない球団にとって、重要なのは10月だけ。その目標は変わらない。山本とベッツがいなくてもナ・リーグ西地区のタイトルを獲得するための十分な戦力は有している。今季のドジャースは大谷翔平の加入で期待は大きく、世界一になるか、あるいは失敗するかの二者択一なのだ。

 ベッツがいてもいなくても、ドジャースフロントは下位打線の立て直しに動かなければならなかった。ローテーションについては、ボビー・ミラーが間もなく復帰するが、かつてのトップ2投手、ウォーカー・ビューラーとクレイトン・カーショーが今後どこまでチームを助けられるかに注目が集まる。とはいえ、10月にローテーションをけん引するのは山本とタイラー・グラスノーだ。「大丈夫だ。我々には本当に良い選手がいる」とロバーツ監督。ドジャースは98勝ペースで、これは2018年以降では最も良くない。それでも同地区2位のパドレスに8ゲーム差で、地区優勝に問題はない。

 今、両選手について焦点を絞るべきは、復帰して、シーズンの最後に何ができるかだ。ベッツは22年のポストシーズンは2安打、23年は無安打に終わり、チームは地区シリーズで敗退した。今年はぜひ打ってほしい。山本は過去6週間、ヤンキースを7回無失点に抑えるなど好調だったが、このピッチングを10月でも披露してほしい。レギュラーシーズンはまだ半分も終わっておらず、復帰までに十分時間はある。大事なのは10月なのだ。

(奥田 秀樹通信員)

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