鶴光MCラジオ番組、不適切な替え歌謝罪にネットさまざま「そういう時代」「ラジオの楽しみの一つ」
スポニチアネックス / 2024年6月17日 11時59分
ニッポン放送は16日、今年3月15日に放送した「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」について、「公共の電波で流すには著しく不適切」な内容があったとして謝罪した。
この謝罪に、インターネット上には、さまざまな声が上がっている。「そういう時代なんだね」「コンプライアンスの時代」「今は仕方ないかな」「時代なのかな。鶴光の替え歌好きだったけど」と“現在”のコンプライアンスを指摘する声がある一方、「オールナイトニッポンが懐かしい」「なんだかんだ言っても昭和は自由があり楽しかったと思う」「テープ録って楽しんだ思い出」「低俗だろうがなんだろうがクスッと笑えるネタを披露するってのも、ラジオの楽しみの一つ」という“擁護派”の声もある。
同番組は、レジェンドパーソナリティ、笑福亭鶴光による番組。「お笑い」とグッドミュージックでお茶の間に元気と癒しを届ける、リスナーとのコミュニケーションで送るリクエスト番組で、アシスタントは"お美和子さま"こと田中美和子。
1987年から2003年まで放送された生ワイド番組「鶴光の噂のゴールデンアワー」終了後、番組復活の要望する声が多く単発で復活。その後、2019年に「笑福亭鶴光の噂のゴールデンリクエスト」として復活し、2020年にレギュラー番組に昇格。その後何度かレギュラー終了→復活をくり返すなど、根強い人気を誇る。
同社は今年3月15日の放送について「ピンク・レディーの複数曲の替え歌を放送しました」と説明し、「しかしながら、その歌詞の内容はあまりに低俗であり、公共の電波で流すには著しく不適切なものでした」としてお詫びを掲載。
「当該放送を聴かれて不快に思われたリスナーの方も多数いらっしゃると思います。何より、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとするご関係者の皆様に多大なご迷惑、ご不快をかけるものでした。また、番組の出演者の皆様にもご迷惑をお掛けしてしまいました。ここに、深くお詫びを申し上げる次第です」と謝罪した。
続けて「今後は、公共的機能を有するラジオ放送局としての責務、自覚を強く持ち、務めを果たして参ります所存です」とし、「どうぞよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
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