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トヨタ自動車・嘉陽宗一郎「僕が成長できたのは…」 今夏引退の「社会人野球のレジェンド」への思い

スポニチアネックス / 2024年6月17日 16時13分

<トヨタ自動車練習>練習を終え、ミーティングする嘉陽(中央)、佐竹(右)らトヨタ自動車ナイン(撮影・木村 揚輔)

 第95回都市対抗野球大会(7月19日開幕、東京ドーム、スポニチ後援)に前年大会優勝チームとして出場するトヨタ自動車の佐竹功年投手(40)が17日、愛知県豊田市で行った練習を公開した。

 6度の日本選手権優勝、2度の都市対抗優勝に導いた「ミスター社会人野球」は1月に今夏の都市対抗を最後に引退することを発表。7月19日の沖縄電力との開幕戦に向けベテラン右腕は「自分たちのパフォーマンスを出せるように準備していきたい」と意気込んだ。

 現在のエースは、右腕・嘉陽宗一郎投手(28)が担っている。力強い直球、高い制球力を武器に昨年の社会人ベストナインを獲得したアマチュア球界屈指の好投手。この日の練習終了後、佐竹投手の存在について聞いた。

 ――嘉陽投手はトヨタ自動車のエースであり、社会人野球のエースともいえる立ち位置にいる。そんな嘉陽投手にとって佐竹投手の存在は。

 「本当にかっちりしていそうな人に見えますけど、僕らのお兄ちゃん的な存在になってくれている。僕らから年が10個くらい離れていますけど、ふざけ合うこともできるし、接しやすい方です」

 ――佐竹投手は「社会人野球のレジェンド」とも称される。実際の佐竹さんは親しみやすい存在。

 「新人選手は“ウォ―!佐竹さんだ!”となるんですけど、佐竹さんから新人にどんどんコミュニケーションを取ってくれる。そういう環境をつくり上げてくれているので、僕らからしてもありがたいですね。楽しく日々を過ごさせていただいています」

 ――投手として佐竹投手から学んだことは。

 「野球のことは何でも聞くので、コレってものはないんですけど、悩んでいること、反省していることに関して、佐竹さんのアドバイスは何でも聞いていますね。僕がここまで成長できたのは佐竹さんのおかげでもあるので感謝しています。本当に環境に恵まれたなと思います」

 ――1月に佐竹投手が今夏限りでの引退を発表。どんな都市対抗にしたい。

 「佐竹さんが納得して決めたことだと思う。僕らがさみしいと思うと佐竹さんもやりづらい。佐竹さんを最後の都市対抗で輝かせるために、ともに頑張ろうと思います」

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