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高知東生 薬物事件で役者仲間にも疑いの目「高知と仲良かったんだからやってたんじゃないかとか」

スポニチアネックス / 2024年6月17日 16時35分

高知東生

 俳優の高知東生(59)が17日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、自身の薬物事件とその後について語った。

 16年に覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われ、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。事件で失ったものは大きかった。「逮捕されて1年目は、もちろん自業自得ですけど、いろんな整理をしなくてはいけない。家族とけじめをつけなければいけない。いろんなものを片付けしなければいけない」と振り返った。

 それが落ち着いたころ、本当に苦しい時間が訪れたという。「一番つらかったのは2年目。24時間、暇だから、気持ちだけはメディアとマスコミにたたかれまくってるから、人間恐怖症になる。外に出て行くのも怖いし、人の目も怖い。そんな中で24時間どうやって過ごそうと」。周囲の目が気になり、外に出ることに恐怖を覚えたという。

 苦しい思いは他にも。「僕は逮捕された後、役者仲間であったり、芸能界でともに頑張っている仲間たちからブロックされたんですね。その時は正直な話、寂しかった」。自分がまいた種とはいえ、友人たちは次々と離れていった。「後になってそれを聞いてみると、実はプロダクションから“高知と仲良かったんだから、実はお前もやってたんじゃないか”とか、“検査をさせてもらうな”とか。その時は分からなくても、時が過ぎてしっかりと教えてくれて」。役者仲間にも疑いの目を向けられたことを申し訳なさそうに語った。

 当時の仲間は、事件後に「ほとんどいなくなりました」という。「そんな中で、執行猶予が切れたと同時に、“あの時ごめんな。本当は連絡したかった。でも自分の立場もあるし。ごめん”と言われて」と連絡してきてくれた人もいたといい、「もちろんそうだよな」と理解を示していた。

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