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トヨタ自動車の「レジェンド」 40歳右腕・佐竹功年が明かす「都市対抗で活躍する秘訣」とは

スポニチアネックス / 2024年6月17日 16時45分

<トヨタ自動車練習>練習を終えミーティングする佐竹(手前)らトヨタ自動車ナイン(撮影・木村 揚輔)

 第95回都市対抗野球大会(7月19日開幕、東京ドーム、スポニチ後援)に前年大会優勝チームとして出場するトヨタ自動車の佐竹功年投手(40)が17日、愛知県豊田市で行った練習を公開した。

 6度の日本選手権優勝、2度の都市対抗優勝に導いた「ミスター社会人野球」は1月に今夏の都市対抗を最後に引退することを発表。7月19日の沖縄電力との開幕戦に向けベテラン右腕は「自分たちのパフォーマンスを出せるように準備していきたい」と意気込んだ。(以下は練習後の一問一答)

 ――練習の手応えは。

 「いやーあんまり良くなかったのでダメですね。これから体を鍛えます。さすがに都市対抗直前で良くなかったら焦るんですけど、まだ大丈夫です。でも本当に最後はやるべきことをやるしかない。調子が悪くても“やるべきことをやってダメならばしょうがない”と割り切る考えも必要になる。そこまでの過程は何年経っても変わらないですね」

 ――都市対抗で活躍するコツはあるか。

 「楽しめるか、どうかだと思います。よくエンジョイベースボールって言いますが、やるべきことをやって“準備万端だ”と思えないと、マウンド上で打者との駆け引きを楽しむことはできない。気づけたのは20代後半になってから。自分がこうなりたいってところに向けて考えて練習した時に初めてマウンド上で楽しめた。“これでダメならばまた練習しよう”と思えた。都市対抗も同じで、やっぱりみんなが目指してきた舞台で楽しめるくらい準備したかが、大切だと思っています」

 ――都市対抗が開催される東京ドームは佐竹投手にとってどんな場所か。

 「何歳になっても子どもの頃のような青春を感じさせてくれる場所。お祭りと一緒。お祭りって大人も子どもも楽しめますよね。都市対抗は真夏の祭典なんていわれますが、本当にお祭りのように、何歳になっても少年の心を取り戻させてくれる場所だと思っています」

 ◇佐竹 功年(さたけ・かつとし)1983年(昭58)10月14日、香川県小豆島生まれの40歳。土庄町立大鐸小2年で軟式野球を始め、土庄中では捕手。土庄3年夏は香川大会16強で甲子園出場なし。早大ではリーグ通算27試合で4勝4敗、防御率1・80。06年にトヨタ自動車に入社。車両工務部生産管理室に所属。1メートル69、71キロ。右投げ右打ち。

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