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高知東生 薬物事件後に「もう死のうかなって」 思い詰めた中で救い「強引な愛が救ってくれた」

スポニチアネックス / 2024年6月17日 17時8分

高知東生

 俳優の高知東生(59)が17日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜後1・00)にゲスト出演し、俳優業復帰へのいきさつを語った。

 16年に覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪に問われ、懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。「逮捕されて1年目は、もちろん自業自得ですけど、いろんな整理をしなくてはいけない。家族とけじめをつけなければいけない。いろんなものを片付けしなければいけない」。さまざまな整理が終わった2年後は、人間不信から外出も怖くなり、何もすることがない時間を過ごしたという。

 「そんな24時間暇で、僕に連絡してくるといったら、ネットワークビジネスか宗教勧誘か。“この金のカエルを買えば、明日から人生は変わる。20万円”とか言われたり」。そんな中、「本気でもう死のうかなって」と、最悪の決断も脳裏にちらついたという。「これ以上、自分はどう反省し(たらいいか)、明日が見えなかった」と振り返った。

 その時にSNSを通じて1本の連絡が。29日に公開される映画「アディクトを待ちながら」(監督ナカムラサヤカ)の田中紀子プロデューサーだった。

 「“とにかく会いませんか?”と。その時は僕、人間不信で。“すみません、今、人間不信で、人と会うのが怖いので、もう少し精神が落ち着いてからお会いしましょう”って断ったんです」。ところが、田中プロデューサーからは意外な返答が。「人の話を全然聞いてないんですよ。“何月何日、あなたの地元の近くのレストランに予約を取りました。楽しみにしていていいですか?”みたいな」。高知の気持ちとは裏腹に、力ずくのアプローチだったが、「強引な愛が、僕を救ってくれた第一歩だった」と感謝していた。

 高知によると、田中プロデューサーもギャンブル依存症に苦しんだ経験があるという。「ギャンブル依存症問題を考える会の代表をやっていて、本人も依存症だった。ご夫婦で依存症だった。そこを克服し、回復し、社会の役に立てる手助けをしながら」と話し、「僕も助けてもらった1人だった」と明かした。

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