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岡崎慎司 代名詞のダイビングヘッド「今の時代、話しづらい…」「メンタリティー染みついている」

スポニチアネックス / 2024年6月17日 17時12分

<岡崎慎司 現役引退会見>会見に臨む岡崎(撮影・西海健太郎)

 サッカーの元日本代表で今季限りでの現役引退を表明したベルギー1部シントトロイデンのFW岡崎慎司(38)が17日、東京都内で会見した。代名詞ともなっているダイビングヘッドについて語った。

 報道陣からは代名詞となったダイビングヘッドに関する質問も上がった。「今の時代、話しづらい。イングランドでもヘディングはあまりするなと言われているみたいなんで。それを聞きながらきれいごとやろと」と報道陣を笑わせた。

 コーチからの教えについて、「ダイビングヘッドをするという意図ではなくて、格好ではなくて、格好つける前に届くかどうか分からないところに体を投げ出してみろというメッセージがあったと思う」と回顧。「今はそういうふうに理解できるし、今同じようにやっているかというとそうではないが、そのメンタリティーだけは染みついている。スライディングだったり、諦めるなという言葉の1つにダイビングヘッドや飛び込むことというのは、すごく理にかなっているのかなと思う、今思うと」と語った。

 代名詞のダイビングヘッドと泥くさいプレーで抜群の得点感覚と決定力を発揮し、日本代表で歴代3位の50得点を記録したストライカー。05年の清水加入時はFWが8人いた中で8番手の評価だったというが、攻守に努力を惜しまないプレースタイルで日本代表まで駆け上がった。

 W杯には10年・南アフリカ大会から3大会連続で出場。11年1月のシュツットガルト移籍からマインツを経て15年夏にはレスターに加入した。1年目に世界最高峰のイングランド・プレミアリーグで36試合5得点を記録してクラブ創設132年目で奇跡的な優勝を果たした“ミラクル・レスター”の一員として名前を残した。

 今後は欧州で指導者として後進の育成にあたる。14年にはかつて所属したドイツのマインツに自ら「バサラマインツ」(現6部)を創設。「バサラ兵庫」(関西1部)とともに育成型クラブとして運営に携わってきた。

 シントトロイデンで現役最後の出場となった5月17日の今季ホーム最終戦後にはベルギーの地元メディアに「欧州でコーチになりたい。選手時代よりも優れた指導者になるだろう。いつか監督としてシントトロイデンに戻るかも。そうなれば素晴らしい」と夢を語っていた。指導者としても泥くさく道を切り開き、ステップアップを図っていく。

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