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藤井棋聖 自身初&53年ぶり最年少「永世棋聖」王手!山崎八段に連勝「課題残ったが攻めをつなげられた」

スポニチアネックス / 2024年6月17日 18時44分

永世棋聖に王手をかけた藤井棋聖(撮影・我満 晴朗)

 将棋の第95期棋聖戦5番勝負第2局は17日、新潟市西蒲区の「高志の宿 高島屋」で指され、先手の藤井聡太棋聖(21)=王将含む8冠=が挑戦者・山崎隆之八段(43)に111手で勝利。シリーズ対戦成績を2勝0敗とし、タイトル5連覇に王手をかけた。防衛すれば自身初の永世称号「永世棋聖」の資格獲得となる。

 山崎は角換わりを回避した後、14手目で10分の考慮時間を投入し、向かい飛車を選択した。山崎の後手番向かい飛車は22年8月1日の永瀬拓矢王座戦(竜王戦決勝トーナメント)以来という秘策。王者は「予想していない展開で難しかった」と言いながらも動じず。AIの形成判断が一度も挑戦者側に振れない完勝劇だった。

 本局を「自分としては課題も残ったが、何とか攻めをつなげていけた」と振り返りつつ、「永世棋聖」に王手をかけたが、次局に向けて「そのことはあまり意識せずにと思っています。次は後手番なのでしっかり準備したい」と語った。

 同棋戦は20年7月に藤井が初戴冠した思い出のタイトル。今回防衛すれば中原誠十六世名人(76)の23歳11カ月を抜き、53年ぶりに永世タイトルの最年少記録を更新する。

 一方、山崎は約15年ぶり2度目のタイトル挑戦。本紙のインタビューでは今年3月、左目の緑内障と診断されたことを告白しており、「最後の大舞台の思いで指す」と覚悟を持って臨んでいるが、ついに後がなくなった。

 第3局は7月1日、愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われる。

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