中山秀征 長男・翔貴がVTRで登場し“親子初共演”家では「何でも入ってまとめようと…」素顔明かされる

中山秀征

　タレントの中山秀征（56）が16日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」（日曜後10・00）にゲスト出演。長男で俳優の中山翔貴（25）から素顔を明かされ赤面する場面があった。

　秀征は1998年に元宝塚歌劇団星組トップ娘役の白城あやかと結婚。現在は25歳、20歳、19歳、17歳の4人の息子がいる。

　番組では翔貴に事前取材を実施。翔貴はVTR越しではあるが、秀征と同じ番組で“共演”するのは初かと聞かれ「そうですね。どうすればいいか分かってないです」と照れた。

　スタジオでVTRを見つめる秀征も「俺もそう思ってる」とツッコんだ。

　翔貴は秀征について「いいパパですね。基本的にずっと優しいんで。どんだけ疲れて帰って来てたとしても、自分たちに当たったりとかも何もないし、絶対嫌なこととかもつらいこととかも今まであったと思うんですけど、そういう面を本当に自分たちに見せたことがなくて凄いなと思います。そういう意味ではストレスとかないのかな」と尊敬の念を口にした。

　自身の反抗期については「自分自身はあったんですけど。母親と闘うって感じですね」と告白。「母親も結構厳しかったので、そこで結構バトってる時に、父親が自分の味方をしてくれるんですけど。本当に自分はそれが嫌で。それをすることで母親が父親に“なんで味方するの！”みたいなふうになって。余計長引くんで、毎回自分は“入ってこないで！味方とかいらないから！”って。すぐ入って来るんですよ」と笑ってみせた。

　「何でも入ってまとめようとするんですけど、全然まとまんない」と翔貴。「テレビだとうまく司会なのでまとめてると思うんですけど、家庭はうまくまとめることは得意じゃない」と言い切った。

　酒を共に飲むこともあると言い「初めてはおうちで飲んで。その時は僕が大学生で野球部の寮に入ってたんで。野球があんまりうまくいってなくて、その悩みってあんまり人には言いたくないタイプで。でも否定もせず聞いてくれたので、それは自分にとっては凄いうれしくて。あの苦しかった時期に吐き出せたのはありがたかったなっていうふうに」と感謝した。

　最後に父へのメッセージを聞かれると、「まずはここまで育てていただいて本当にありがとうございます。ずっと野球をやらせてもらって、その野球をやめてこの芸能界に進むって言った時も背中を押してくれて。自分の好きなことを否定せずやらせてくれたっていうのは本当にうれしかったです。子供たち、僕を含め弟に自由に好きなことをやらせてくれて、本当に感謝してます。ありがとうございます」と礼を述べた。

　「まあ自分も俳優っていう仕事を始めてみて、長く芸能界で続けていく大変さというか、凄さっていうのを知ったので、尊敬してます」とも語り、「お父さんはこの仕事が本当に大好きだと思うので、凄い長くまだ続けると思うんですけど、元気に病気なく、頑張ってください。一緒に俺も頑張ります。よろしくお願いします」と笑顔で話した。

　VTRが終わると秀征は「どうやって見てていいのか分からなかったですね」と照れた様子で話し、「こういうの生まれて初めてなんで、なんかちょっと調子狂っちゃいましたね。どのトーンでしゃべっていいか分かんない。家にいるみたいになっちゃって、一瞬。でも家ではあんな面と向かって言わないし。普段こんな話もしないですし、あんなふうに思ってくれてるのはありがたいですけど。まあ、しょうがないですね」と笑ってみせた。