「アンチヒーロー」長谷川博己が猛省「しゃべりすぎたな、ちょっと」演じた弁護士の本質に迫る
スポニチアネックス / 2024年6月17日 21時52分
16日に最終回を迎えたTBS日曜劇場「アンチヒーロー」(後9・00)の最終回直後SPアフタートークが17日、TBSの公式YouTubeチャンネルで公開された。主演の長谷川博己(47)×飯田和孝プロデューサー×田中健太監督が主人公・明墨正樹の真の目的について議論した。
最終回で志水(緒形直人)の再審を勝ち取ったにも関わらず、長谷川は「真の目的を果たしてないですよね、明墨にとっては」と疑問を口にした。明墨の最終目的は一体、何なのか―。
「ものすごく果てしないスケールの大きい何か目的があると思いながら(演技)している感じだった」
最終回の先、真の目的を想像して演じていたことを明かした長谷川。田中監督に「最終回もゴールテープ切ったって感じの顔じゃなかったですよね」と言われると、長谷川は「そうですね」と認めた。そして、「だから(撮影が)終わった感じがないんですよね」と笑わせた。
飯田Pは全10話を振り返り、「なんだかんだで明墨の引いたレールの上、計算の中で動いているところから、明墨すらも力の及ばないような、コントロールが効かない、見えない、予想もできないことっていうのが何らかあるはず」とイメージを語った。
「ずっと1つの事件(糸井一家殺人事件)を10話でやっていたので、演じる上で難しいなと思っていた。(明墨が)あまりにも何でもできる、分かっちゃうし、強すぎるから」と長谷川。演技する上で悩んだことを吐露。「視聴者がハラハラドキドキもっとするためには、ちょっと弱い、負ける明墨も見せていかなきゃなと思っていたけど、たぶんそれが最終回のあとに出てくるんだろうなという気はする」と続けた。
さらに、“アンチヒーロー”明墨について「凄い平和主義者だと思う。それはもう間違いないと思う」と断言。しかし、すぐに「それは言わない方がいいか。ちょっとつまんなくなる。もし今後何かがあった場合」とあわてた様子で、準備されていたドリンクを飲み始めた。最後は「しゃべりすぎた、ちょっと」と申し訳なさそうに反省していた。
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