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LAタイムズ紙のコラムニスト、ド軍は「本気でワールドシリーズを狙うなら期限までに商談をまとめるべき」

スポニチアネックス / 2024年6月18日 10時49分

ロイヤルズ戦に登板したドジャースの山本(AP)

 ロサンゼルスタイムズ紙のコラムニスト、ディラン・ヘルナンデス記者が、「ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は負傷者リストに入ったムーキー・ベッツと山本由伸がシーズン中に戻ってくると話したが、球団が期待していたような選手として戻ってくるかどうかは不明で、本気でワールドシリーズを狙うなら、7月30日のトレード期限までにいくつか商談をまとめないといけない」と強く意見している。

 ベッツについての懸念は守備だ。今季は高校以来の遊撃手で、うまくなるために毎日練習を続けてきたが、依然としてメジャーでは平均以下のレベルだという。これから長く休んで、シーズン終盤に戻ってきたとしても果たしてどうなのか?

 山本については日本ではスライダーをほとんど投げておらず、それは肘の不快感を引き起こすと本人が信じていたからだったと指摘。ゆえにドジャースでも最初の6試合は一度もスライダーを使わなかった。しかしメジャーのレベルの高さゆえに投げ始め、ヤンキース戦ではシーズン最多の13球、7回無失点の好投だった。

 彼は次の先発登板を3日遅らせたが、速球のスピードは落ち、2イニングしか投げられなかった。ロバーツ監督に「スライダーがケガの原因だったのか?」と聞くと、「それは正当な質問です」と返答、その上で「左側に速く曲がる球種があれば、それは確かにもう一つの武器になる。しかし不快感を引き起こすのであれば真剣に考える必要があります」と説明した。

 山本が戻ってきたときに、スライダーをどうするのか?こういった理由でトレードが必要なのだが、問題は遊撃手も先発投手もトレード市場に良い選手が限られていること。投手ではメッツのルイス・セベリーノやエンゼルスのタイラー・アンダーソンの名前が挙がっているが、どちらもドジャースがすでに持っている投手より優れているとは考えられない。それでもアンドリュー・フリードマン編成本部長率いるフロントオフィスは選手を見つけなければならない、と同記者は記している。

(奥田 秀樹通信員)

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