遠野なぎこ 誹謗中傷に切実な訴え「それらの言葉でいのちを失う方は沢山いる…あなたは悪魔なの？」

女優の遠野なぎこ

　女優の遠野なぎこ（44）が18日、自身のSNSを更新。自身が「SNSを続ける意味」について、考えをつづった。

　遠野は「せめて、私はいい。ミイラだの。ゾンビだの。メンヘラおばさんだの。早く自殺しろだの。もういいよ。よくはないけど、もういいよ」と、さまざまな誹謗中傷にうんざりしていることを投稿。

　「だけど。摂食障害を始めとする、目には見えない病と闘う方々がこの世には…世界中に沢山いる事をどうか理解して欲しい。それらの言葉でいのちを失う方は沢山いるの」と、同じように闘病する患者たちの苦悩を伝えた。

　「知ってる？本当に知ってる？あなたやあなたが知らない内に、言葉一つで殺人者になっている事知ってる？」と遠野。「決して大袈裟な話じゃない。とっくに社会問題になっている事なんだよ？あなた達は、人を追い詰めて人を殺しているんだよ？恐ろしい事をしているんだよ？いつになったら気がつくの？」と問いかけた。

　そして「何も悪い事をしていない、ただ必死に闘っている人を虐めて殺していっているんだよ？どれだけ罪深い事か分かる？」と断罪。「あなたやあなたの家族が同じ目に遭ったら？あなたは悪魔なの？人間じゃないの？どうしてそんな事が出来るの？人を死に追いやって何が楽しいの？」と疑問を呈した。

　遠野は「“いのち”の尊さをもう一度考えて下さい。天に唾を吐けば、必ず自分に返って来ます。必ず痛い目に遭う。気をつけて下さい」と訴えた。