人気漫画「黒執事」長期休載を発表 作者が説明「人間ドックを受けたり、イギリスなどに取材へ」

月刊「Gファンタジー」公式X（@g_fantasy）から

　人気漫画「黒執事」の作者・枢やな氏が18日、自身のX（旧ツイッター）を更新。この日発表された長期休載について、自身の思いを述べた。

　「黒執事」は、2006年から雑誌「月刊Gファンタジー」で連載中の人気漫画。2023年12月時点で全世界シリーズ累計発行部数は3500万部を突破。2008年からテレビアニメ化、2009年5月には舞台化、さらに2014年には実写映画が公開された。

　この日、「Gファンタジー」編集部が公式SNSを通じ、「少し長めのメンテナンス休暇」「心身を整えるため」7月18日発売の8月号から長期休載すると発表した。休載中は過去連載分を再掲載する。

　枢氏も自身のSNSを通じ「応援してくださる皆様へ　お知らせにありました通り、『黒執事』の連載はしばらくお休みをいただきます。自主的に休載するのは連載スタートしてから初めてのことで、なんだか大袈裟なお知らせになってしまいました」と報告。

　「実は“100回記念が終わったらお休みをもらおう”と思っていたんですが結局、“やっぱり15周年まで”“ここまできたら200回まで”と先延ばしにし、結局全く休まずに来てしまいまして。今回『寄宿学校編』のアニメ最終放映日に合わせて、お休みを頂くことにいたしました」と説明した。

　「休載中も『黒執事』を楽しんでいただけるよう、Gファンタジーでは過去回を連載方式で毎月掲載してくださるそうです。編集部の皆様の温かいご対応に感謝いたします」と感謝を伝え、「これを機に人間ドックを受けたり、イギリスなどに取材に行ってきます！休載中も『黒執事』『ツイステ』には引き続き携わりますし、×にも顔を出しますので、チェックしていただけますと幸いです。たくさん栄養をつけて戻ってきます！」と呼びかけた。