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巨人・船迫が心に刻む格言「逢うべき人には必ず逢える」 今があるのは高校時代のライバルのおかげ

スポニチアネックス / 2024年6月18日 15時31分

巨人・船迫

 「人間は一生のうち逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時に」。哲学者で教育者、森信三氏の格言。巨人の2年目サイド右腕・船迫が大事にしている言葉だ。

 出会ったのは聖光学院時代。練習後に毎日1時間行われたミーティングの中で知った。「聖光は“実力野球よりも人間野球”。人としての基礎となるメンタルを作るために、いろいろな人のいろいろな話をしてもらいましたが、一番残っている言葉です」。今も心に留める格言のような出会いが、まさに高校時代にあった。

 同級生の石井成投手の存在だ。現在はタンガロイで活躍する左腕は1年秋からエース。同級生だけで60人もいた強豪にあって、当時体も細かった船迫はベンチ入りすら厳しかった。それでも石井に「俺がエースになる」と堂々宣言。2年時にサイドスローに転向するなど努力を重ね、3年夏はエースを勝ち取り、甲子園で活躍した。

 石井は「何言っているんだこいつって思ったけれど、みるみる成長して最後には抜かれちゃいました」と振り返る。エース奪取宣言を船迫は「覚えてない」と笑うが、「(石井が)目の前にいて、ひたすら追っていた。仲間でもあり、いいライバルでもあった」と感謝する。

 今や巨人のブルペン陣でも欠かせぬ存在。昨年は中継ぎ陣の一角として36試合に登板して右腕は、今季も24試合に登板して防御率2・55、12ホールド(17日現在)。出会うべくして出会ったライバルのおかげで今がある。(記者コラム・青森 正宣)

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