長山洋子 新曲「白神山地」で約6年ぶりの三味線立ち弾き 「日本の和を海を越えて見てほしい」

最新曲「白神山地」の発売記念イベントを行った長山洋子（撮影・高原俊太）

　演歌歌手の長山洋子（56）が18日、東京都港区のハードロックカフェ東京で約1年ぶりとなる最新シングル「白神山地」（19日発売）の発売記念イベントを行った。世界の音楽文化を支える同所で、津軽三味線を立ち弾きでのパフォーマンスを行い「めちゃくちゃ気持ちよかった」と笑顔が弾けた。

　歌手生活40周年にリリースする記念すべきシングルは、力強く生きる女性を、明るく情熱的に歌っている。

　6年ぶりとなる津軽三味線立ち弾きも披露し、「これが長山洋子のスタイルだというのをみてもらいた」と胸を張った。この日のイベントには、長山が幼少期から尊敬している三味線奏者の澤田勝秋氏（澤田流家元）と、長山の兄弟子にあたる澤田勝成氏と一緒に奏でた。

　同曲を通して日本の三味線を世界に広めたいという思いから、同所でのイベントを開催。長山は以前に米ニューヨークのカーネギーホールで演奏したことあるだけに、「日本の美しい和の世界を、海を超えた人たちに見てもらいたい」と力強く意気込んだ。