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【バレー男子】日本、格下のカナダに敗れる フルセット激闘も実らず 世界ランク5位に後退

スポニチアネックス / 2024年6月18日 23時36分

石川祐希

 ◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会 日本2―3カナダ(2024年6月18日 フィリピン・マニラ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング3位の日本は同12位のカナダと対戦。フルセットの激闘の末、セットカウント2―3(21―25、25―20、15―25、25―20、10―15)で敗れた。この結果、日本は世界ランキング5位に後退する見込みとなった。

 第1セットはカナダのエース・マーに強烈なスパイクを次々と打ち込まれるなど、序盤から苦しい展開を強いられた。終盤は西田がサーブで相手を崩し、6連続得点で追い上げたものの、21―25でこのセットを落とした。

 第2セットは序盤こそ相手のパワフルな攻撃に手を焼いたものの、11―12から主将の石川が2連続得点を挙げてこの日初めてリードを奪うと、中盤には高橋藍が2連続でサービスエースを決めるなど、日本のWエースが躍動した。

 第3セットは序盤から競り合う展開。西田のバックアタックが効果的に決まり得点を重ねたものの、中盤にサーブやスパイクがアウトになるミスが続いたことが響き、15―25の大差で落とした。

 第4セットは序盤からカナダのサーブに翻弄(ほんろう)されリードを許したものの、石川の3連続ポイントで逆転に成功。その後は競り合う展開が続いたが、西田、山内のスパイクが決まってリードを広げて24―20でマッチポイント握ると、最後は西田のサービスエースでこのセットを取り切った。

 最終セットは相手の強固なブロックを崩せず、涙をのむ結果となった。

 日本はすでにパリ五輪の出場権を獲得しているが、五輪の1次リーグの組み合わせはネーションズリーグ予選ラウンド終了時の世界ランキングによって決定するため、上位で大会を終えることが求められる。五輪1次リーグは開催国で21年東京五輪金メダルのフランスがA組、世界ランキング最上位がB組、同2番目がC組に入り、以降は同ランキング上位順に3チームずつのポットに分かれ、A~C組に振り分けられる。日本は上位国との対戦が少なくなる世界ランキング5位以内を目標に掲げている。

 ▼石川祐希  カナダのサーブがよかったのと、僕たちが耐えられなかった。なかなか難しい試合だった。相手のサーブもコースは分かっていたし、僕の所に狙って来ていたので、僕のサーブレシーブが不安定だった。改善しないといけない。負けた後の次の試合の入りが大事になる。すぐに切り替えて悪かったところを反省して臨みたい。

 

 ▼西田有志 ブロック位置の修正が遅れて後手になったかなという印象です。ずっとスパイクはディープに打ち続けることを意識していた。石川選手、高橋藍選手のマークが厳しくなるのは分かっていたので、自分がムードを引っ張る状況を作りたかったが、そこが足りなかった。(次戦オランダ戦まで)中2日空くので、課題を修正して。こういう状況は必ずあると思うので、やるべきことを明確にして臨みたい。謙虚にチーム全体で前進していきたい。

 

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