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日本ハム・ドラ1細野 プロデビュー戦は“晴れのち曇り”も新庄監督は「もう完璧」

スポニチアネックス / 2024年6月19日 6時1分

<神・日>2回、森下を三振に打ち取る細野(撮影・後藤 正志)

 ◇交流戦 日本ハム1-2阪神(2024年6月18日 甲子園)

 日本ハムドラフト1位左腕・細野は78球、4回1/3を2安打1失点で6三振を奪った。緊張のマウンドに「内容は反省点があったけど、大勢の中で投げられたのは本当にいい経験になった」と充実感をにじませた。

 昨季MVPで東洋大の先輩・村上との投げ合いで、4回2死まで完全投球。だが、5回に1安打2四球で1死満塁として降板し、新庄監督は「左足のふくらはぎかな。ちょっとつり気味だったので、今後のことも考えて」と説明した。

 甲子園出場がなかった東亜学園(東京)時代は体重72キロと細身。同級生からは「もやし」と呼ばれた。ウエートトレに注力し、高1で最速127キロの直球は、東洋大4年で158キロとなった。この日は大学日本代表でも組んだドラフト2位・進藤とのコンビで、プロ最速の155キロを計測。新人バッテリーの同時デビューは46年以来球団78年ぶりだった。

 「細野君はもう完璧。(今後の先発も)もちろんある」と新庄監督。細野も「真っすぐとスライダーは反応が良かった。カットボールでカウントが取れるような練習をしたい」と見据えた。

 ≪観戦の母「いい経験」≫細野の母・綾子さん(52)は甲子園に応援に駆け付け、三塁側アルプス席で大勢の阪神ファンに囲まれながら愛息を見守った。東亜学園時代はかなわなかった甲子園でデビューを果たし「あり得ないですね」と新庄監督の計らいに感謝。4回2死まで完全に抑える好投に「とてもいい経験をさせてもらった。今後につながればいい」と期待を寄せた。

 ≪一言多十と熊耳武彦以来の新人バッテリーデビュー≫日本ハムで新人同士が先発バッテリーを組んだのは15年10月1日ロッテ戦の有原と清水以来だが、初出場だったのは清水だけ。両者ともにデビュー戦は、セネタース時代の46年4月27日巨人戦の一言多十と熊耳武彦以来となった。一言はこの年、投手として6勝し、外野でも88試合に出場。規定打席をクリアしリーグ36位の打率.232をマーク。熊耳は100試合でマスクをかぶり打率は30位の.255だった。

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