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花巻東 逆転サヨナラ勝ちで10年ぶり東北制覇!147キロ右腕・小松が好救援

スポニチアネックス / 2024年6月19日 5時2分

<花巻東・弘前学院聖愛>8回途中から好救援した花巻東・小松(撮影・村井 樹)

 ◇春季高校野球東北大会・決勝 花咲東3-2弘前学院聖愛(2024年6月18日 石巻市民)

 第71回春季高校野球東北大会は18日、宮城県の石巻市民で決勝を行った。花巻東(岩手)は延長10回タイブレークの末に弘前学院聖愛(青森)に3―2でサヨナラ勝ち。14年以来10年ぶり2度目の優勝を果たした。故障から復活した最速147キロ右腕・小松龍一投手(3年)が、3番手として好救援。劇的勝利につなげた。

 エース右腕が完全復活だ。花巻東・小松は、8回途中から3番手で今季公式戦初登板。2回2/3を2安打1失点(自責0)と粘りの投球でサヨナラ勝ちへつなぎ「チームの力になれていなかったが、ようやく貢献できました」と汗を拭った。

 昨秋は背番号1を背負ったが、春先からのコンディション不良の影響もあり今大会は15。県大会も含めて登板機会がなかったが、勝負どころでエースに声がかかった。0―0の8回1死一、三塁から登板し、先頭の内野安打で先制を許したが、力強い直球とオフの間に覚えたチェンジアップとのコンビネーションで後続を断った。無死一、二塁から攻撃が始まる延長10回タイブレークは得意のフォークを中心に最少失点。「一冬越えた成果が優勝につながってうれしい」と喜んだ。

 3試合に登板した昨夏の甲子園で託された背番号は「17」。ブルージェイズ・菊池やドジャース・大谷、米スタンフォード大に進学予定の佐々木麟太郎らが背負ってきた、花巻東にとって特別な番号だ。前回、春の東北大会を制した14年は夏の岩手大会決勝で敗戦。「本番は夏。チームの誰もがマウンドを託しても納得してもらえる投手になっていたい」と帰ってきたエースが、2年連続の夏の甲子園へ導く。(村井 樹)

 ◇小松 龍一(こまつ・りゅういち)2006年(平18)7月21生まれ、岩手県出身の17歳。花巻東では2年春に初めてベンチ入り。昨夏の甲子園では2試合の先発を含む3試合に登板した。憧れの選手はドジャース・山本。1メートル78、71キロ。右投げ左打ち。

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