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広島 床田で後半戦“開幕” 今季全11戦QS男から首位固めへ「勝って流れを持ってこられるように」

スポニチアネックス / 2024年6月19日 5時49分

再開するリーグ戦の“開幕投手”に指名され、マツダスタジアムで調整する広島・床田

 セ・リーグ首位を走る広島は、リーグ戦再開に向けて先発ローテーションを再編する。初戦となる21日の中日戦“開幕投手”には床田寛樹投手(29)が指名され、6連戦の初戦となる25日のヤクルト戦は森下暢仁投手(26)が回る。開幕から11戦連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を続け、抜群の安定感を誇る床田は「勝って流れを持ってこられるように」と言葉に力をこめた。

 首位固めを狙う広島は、球宴までの26試合を念頭に先発ローテーションを再編する。リーグ戦が再開する21日からの中日戦は床田、大瀬良、玉村で臨み、25日からのヤクルト戦は森下、九里、アドゥワの予定だ。菊地原投手コーチが説明する。

 「(再編は)相性や流れ、いろいろ見ながら。球宴期間(7月23~24日)でまた変わると思うけど、みんなで頑張ってもらいたい」

 “開幕投手”に指名された床田は18日、本拠地マツダのブルペンで20球を投げ、21日の中日戦に備えた。開幕から6連戦の初戦となる火曜日を任され、先発陣でただ一人、中6日の間隔を守り続けてきた。今度は金曜日。チームの信頼の証だ。

 「去年は(先発が)一回飛んで火曜日だったかな。飛ばずに最初の登板を任せてもらえるのは、うれしい」

 昨季は左肘の炎症による登録抹消が5月にあり、戦列復帰した6月の交流戦から金曜日に先発。リーグ戦再開後は中10日で火曜日に回った。今季は、8回を1失点に抑えた前回11日の西武戦から中9日。抜群の安定感を誇るからこその指名だ。

 「上手な守備にだいぶ助けられている。ゴロを打たせたらアウトにしてくれる…という感じなのですごく楽。打球が正面に飛ぶとか運も大きいと思う」

 今季はここまで11試合に登板し、リーグ2位の7勝(3敗)、同3位の防御率1・49をマーク。全11戦でのクオリティースタート達成は特筆もので、バックの好守もさることながら、床田自身の高さを間違えない制球力もキラリと光る。

 「デビュー戦以来、投げた記憶がないぐらい。久しぶりに投げるので、マウンドも変わっていると思うし、景色などを見て臨機応変にやっていけたら」

 バンテリンドームでは21年10月5日以来、3年ぶりの登板。振り返れば17年4月5日のプロ初先発もナゴヤドーム(当時)だった。いずれも勝ち負けつかず、敵地では登板6試合で2勝1敗、防御率3・90の数字が残る。

 「勝って流れを持ってこられるように。向こうも好投手がくると思うので、何とか粘り強く投げられれば」

 チーム防御率は12球団トップの2・18。屈強な布陣を床田が先頭に立ってけん引する。(江尾 卓也)

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