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ソフトバンク・大津 同じ福岡出身のカブス・今永ばりに闘争本能をむき出しに――

スポニチアネックス / 2024年6月19日 6時1分

みずほペイペイドームで調整するソフトバンク・大津(撮影・岡田 丈靖)

 闘争本能むき出しで挑む――。前回12日のヤクルト戦で自己ワースト7失点を喫したソフトバンクの大津亮介投手(25)が18日、次回登板予定の22日ロッテ戦での雪辱を期した。ヤクルト戦では先発転向後、最短の5回KO。小久保監督らからマウンドでの戦う姿勢を問われた。同じ福岡出身で7勝と活躍中の今永(カブス)のようなアドレナリン全開の投球を意識し、5勝目を奪いにいく。

 大津が、胸の内に秘めた闘志を放出し、強気むき出しで次戦に挑む決意を固めた。

 「気持ち的に僕は本当に絶対に打たれたくないし、甘さはなかった。でも、結果の世界。ああなると言われても仕方ない。もう、2度目はない。気持ちを前面に出して次は気迫を出す投球をしたい」

 この日、本拠地での投手練習後に回顧したのは前回12日のヤクルト戦だった。いずれも自己ワースト9安打7失点を喫し、今季最短5回で降板。小久保監督から打者との勝負において海野とのバッテリーに“弱気の虫”が出たのではないかと問われた。

 1―1の4回2死満塁でプロ初スタメンの高卒ルーキー鈴木に変化球を5球続けた。最後はスライダーを打たれて2点を勝ち越された。「10年目(の打者)に対しての配球というか。逃げとは思わんけど、プロの先輩として“真ん中いったろか、打てるもんなら打ってみい”の気持ちをお互い持っていたかが気になった」。さらに5回1死一、二塁では村上にカットボールを3ランされ、とどめを刺された。倉野投手コーチ兼ヘッドコーディネーターからも「マウンドの姿にエネルギー、強い気持ちが見られなかったのは残念。心の隙じゃないかな」と指摘を受けた。

 ただ、大津は強気のままだったという。「僕は心の内で“くそ~”のタイプ。初めてあんなに打たれたことで余計そう見えたのは悔しい。気持ちが入っているのに、入ってないように見られるのは損。これからは前面的に表情、感情で表していきたい」。そんな時にアドレナリン全開で力投する投手をテレビで目にした。同じ福岡出身のカブス・今永の姿だった。「今永さんとかの感情表現は凄いなと思って。自然と出ているけど見てて気持ちがいい。戦う気持ちをもっと強く投球に出していけたら」と話した。

 22日に登板予定でロッテとは今季早くも4度目の対戦となる。「手の内は分かってきている中でも打たれるわけにはいかない。次は意地でも勝たないといけない。気持ち出していきます」。新たな一面をさらけ出して向かっていく。(井上 満夫)

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