松井裕樹が見事な火消しも4勝目スルリ…守護神・スアレス崩れフィリーズにまさかの逆転サヨナラ負け

フィリーズ戦に5回途中から登板したパドレス・松井裕樹（AP）

　◇ナ・リーグ　パドレス3－4×フィリーズ（2024年6月18日　フィラデルフィア）

　パドレスの松井裕樹投手（28）が18日（日本時間19日）、敵地でのフィリーズ戦に5回途中から2番手で登板。2/3回を無失点に抑えた。

　0－1の5回2死一、二塁のピンチで先発・キングの後を継いでマウンドに上がった松井は暴投で二、三塁にピンチを広げたもののマーシュをフルカウントから空振り三振。追加点を与えなかった。

　イニングをまたいだ6回も続投し、先頭・パチェを四球で出塁させたが次打者・スタッブスを空振り三振。1死一塁で3番手・モレホンに後を託した。

　モレホンが後続を断ち、松井の登板成績は2/3回を無安打1四球無失点となった。これで登板6試合連続無失点となり、今季成績は34試合で3勝2敗、防御率4・02となった。

　打線が0－1の6回に3点を奪って逆転に成功。松井が4勝目の権利を手にしたが、3－2の9回裏、守護神・スアレスが乱調。無死一、二塁からストットに同点打を許すと、続くカステラノスに適時二塁打を浴び、サヨナラ負け。パドレスは勝利目前で痛すぎる黒星を喫した。

　フィリーズは劇的勝利で49勝24敗、貯金25としナ・リーグ東地区首位を独走している。