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野口健氏 富士山の入山規制&入山料金徴収に「悪質な登山者を排除する為にも法整備の必要が出てくる」

スポニチアネックス / 2024年6月19日 11時22分

アルピニストの野口健氏

 アルピニスト・野口健氏(50)が19日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。山梨県が富士山の山梨側登山道「吉田ルート」の5合目で進めていた入山規制ゲートの設置工事が17日、完了したことに言及した。

 7月1日の山開きを見据え、混雑解消や夜通しで山頂を目指す「弾丸登山」防止が狙い。県によると、ゲートは幅約8メートル、高さ約1・8メートル。午後4時から午前3時まで山小屋の宿泊予約者以外の入山を制限する。登山者の1日当たりの上限4000人を超えた場合も閉鎖する。この他、県は今夏から通行料2000円の支払いを義務化。登山前日までインターネットで予約する仕組みを導入した。

 ゲートが完成した17日、長崎幸太郎知事は東京都内の日本外国特派員協会で会見し、県が今夏から実施する規制策への理解を求めた。過度な混雑が事故を招く可能性を指摘し、「登山者の命を危険にさらす問題への対応策だ」とし、ゲート設置や通行料徴収による登山者数の制限が必要だと訴えた。

 野口氏は「長崎幸太郎知事の画期的なチャレンジ。入山規制や入山料金徴収の義務化について長年、タブー視されてきましたが、そこに踏み込むには勇気が必要」とし、「この夏の始めての試み。混乱も多いでしょう。それでいいと思います。最初から100点満点はあり得ない。今夏の課題を翌年に生かす。そして、悪質な登山者を排除する為にも法整備の必要が出てくるでしょう。例えばアメリカの国立公園を守るパークレンジャーには『逮捕特権』があるように。一部の外国人登山者がトイレを占拠し、また、テントの設営は禁じられているにも関わらずテントを張る人たちの姿も。アメリカなら逮捕されると思います」と指摘。

 ルール違反する者についても言及し、「ルールを違反した場合のペナルティー。これも用意した方がいい。ゲートの門をよじ登る輩もでてくるかもしれません。ヒマラヤも無許可登山が発覚すれば拘束されます。そして、確か5年間だったか、観光ビザもとれなくなります。つまり入国できなくなるのだと以前、ネパールの観光協会の人から聞きました」とつづった。

 また、入山料金の2000円については「テストケースとしての設定だと思います。来年以降、値上げしていくものだと推測しています。キリマンジャロは約10万円。エベレストは140万越え。それでも世界中から登山者が集まるわけです」とし、「いずれにしましても、この山梨県のチャレンジは大きな第一歩になる事でしょう」と自身の考えを記した。

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