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ドジャース5点差はねのけ大逆転勝利!敵地悲鳴、9回1死から2発7点 大谷翔平20号!3戦連続マルチ

スポニチアネックス / 2024年6月19日 12時39分

<ロッキーズ・ドジャース>勝利し、ガッツポーズの大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース11-9ロッキーズ(2024年6月18日 デンバー)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4年連続となる20本塁打を放つなど5打数2安打2打点。チームの大逆転勝利に貢献した。

 初回の第1打席は二ゴロ、3回1死三塁の第2打席は一ゴロで三塁走者・テーラーを生還させ、打点をマークした。

 6回の第3打席は相手先発・ゴンバーのスライダーを捉え、バックスクリーンへ文句なしの一発。飛距離476フィート(約145・1メートル)は、ヤンキース・ジャッジ、エンゼルス・トラウトがマークした473フィートを上回り、今季メジャー最長弾となった。

 これで日本選手では初となる4年連続20本塁打を達成。20号はブレーブス・オズナに並びリーグトップタイとなった。

 7回の第4打席は4-8と追い上げ、なおも2死一、二塁の好機で迎え、高め直球を振り抜きライナー性の打球をセンター方向へ放った。ただ、中堅手・ドイルが目一杯グラブを伸ばして最後はダイビングしながらキャッチ。抜けていれば2点は確実の一打を好守に阻まれた。

 9回の第5打席は前の打者・ヘイワードが代打で満塁本塁打を放ち、1点差に。押せ押せムードの中、左前打を放ってチャンスメーク。T・ヘルナンデスの逆転3ランを呼び込んだ。

 ドジャースは先発・ビューラーが初回から4点を失うなど4回7失点と大乱調。それでも打線が大谷の20号ソロなどで地道に反撃すると、4-9の9回1死満塁から代打・ヘイワードが右翼ポール直撃のグランドスラムを放ち、土壇場で1点差に。敵地スタンドからは悲鳴が聞こえた。

 大谷の左前打でなおもチャンスをつくると、2死一、二塁からT・ヘルナンデスが右翼へ逆転3ラン。ロッキーズファンの悲鳴とは対照的にドジャースファンは腕を突き上げながら絶叫し大興奮。劇的な2発で試合をひっくり返し、大逆転勝利を収めた。

 なお、安打を放った試合は今季20戦全勝の「不敗神話」を持つロハスが5点を追う9回無死一塁でこの日初安打となる右前打。ここからチームは勢いづいてミラクル勝利を収め、これで21戦全勝。不敗神話を継続した。

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