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ヤクルト本社の株主総会で男性株主から「今年も次から次に選手がケガをしている」と管理態勢を問う声

スポニチアネックス / 2024年6月19日 16時42分

 ヤクルト本社の株主総会が19日、都内のホテルで行われた。283人の株主が出席。総会では株主からスワローズに関する意見や質問が数多く飛んだ。

 国鉄時代からの熱心なファンという男性株主は「3年間でドラフト1位で獲った投手が2人いて、今年なんか(1軍で)1球も投げていない。注意して審査して獲っているとは思うが、トラブルが起きている選手をどう管理していくのか」と質問。主力選手についても「今年も次から次へと選手がケガをしている。本人自身の問題もあるのかもしれないが、トレーナーも含めてケガをしないような管理をしてもらいたいと強く願っている」と要望した。

 今年のドラフト1位右腕・西舘(専大)は右肘痛で出遅れ、現在は2軍戦で実戦経験を積んでいる。ヤクルト球団・衣笠剛球団会長は「西舘選手はやっとイースタン・リーグで投げ始めることができている」と現状を説明。その上で「投手にとって肘は非常に大事な部分。今後のことを思うと十二分に診断を極めて、じっくりと2軍施設で調整して、これから1軍に上がっていってもらいたい」と期待を寄せた。

 また、故障者が相次いでいることに対しては「今年、昨年とケガ人が増えてきている。それが主力選手にみられるというところでは、改めてフロント全員でどういう風に改善していくか仕組みづくりを考えていきたい。順次、ケガ人も治ってきているので、さらにケガ人が出ないように球団一体となって努力していく」と回答した。 チームは交流戦終了時点で64試合を消化して27勝33敗4分けの5位タイに沈んでいる。総会終了後に報道陣の取材に応じた衣笠球団会長は、就任5年目の高津監督の手腕について「よくやってくれているいう風に高い評価をしている」と強調。故障者が相次ぐ中で「(21、22年と)2年連続で優勝していますから。それは高津監督の野手であり投手のやりくり上手という部分が当然あるんだろうと思う。そのやりくりを駆使して、後半戦で勝率5割を回復してもらって、(勝利を)積み上げていってほしい」と信頼を口にした。

 指揮官との契約は、今季が2年契約の最終年。来季以降については「まだ白紙。白紙というのはシーズンの途中ですし、私の考えもあるが、編成部門のいろいろな担当と話したりして決めていきたいで」と話すにとどめた。

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