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【伊東勤氏 視点】1番は“はまり役” 9回の大逆転劇でもいい働きをした「ドジャースの大谷」

スポニチアネックス / 2024年6月19日 17時2分

<ロッキーズ・ドジャース>9回、T・ヘルナンデスの逆転3ランに喜ぶ大谷(撮影・光山 貴大)

 ドジャース・大谷翔平投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。4年連続となる20本塁打を放つなど5打数2安打2打点。チームの大逆転勝利に貢献した。9回に7得点で大逆転という劇的な結末となった一戦をスポニチ評論家の伊東勤氏(61)が分析した。

 ロッキーズのバッテリーは前日から大谷に対して外一辺倒。直球と変化球の外角への出し入れで勝負してきた。第1打席、甘いスライダーを打ち損じたが、第3打席で内角から真ん中に入ってきたスライダーを右腰を開かず踏み込んでバックスクリーンに運んだ。

 ベッツが離脱して1番に入った。打席も多く回るし、走れるし“はまり役”だと思う。9回の大逆転劇でもいい働きをした。ヘイワードの満塁弾の直後、161キロの直球でカウント1―1となった後の3球目、チェンジアップを左前に運んだ。エンゼルス時代なら同点の一発を狙ったはずの場面だが、出塁重視。後ろにいい打者がそろうドジャースだからこそ、無理をせず求められた仕事に徹することができる。

 昨年までは“大谷のエンゼルス”だった。今年は“大谷のドジャース”ではなく“ドジャースの大谷”。周りを生かし、周りに生かされる。勝つチームの中核打者としてどんな数字を残すのか楽しみだ。

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