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痛恨逆転負けの広島スキッベ監督「イエローとレッドカードのシーン、おめでとうございます」主審に強烈皮肉

スポニチアネックス / 2024年6月19日 22時12分

<横浜・広島>横浜に敗れて肩を落とす広島イレブン(撮影・白鳥 佳樹)

 ◇明治安田J1リーグ第13節 広島2―3横浜(2024年6月19日 ニッパツ三ツ沢球技場)

 広島は数的不利を跳ね返せず、痛恨の逆転負けを喫した。ミヒャエル・スキッベ監督は「まず横浜さん、勝利おめでとうございます。それからイエローとレッドカードのシーン、おめでとうございます。あれが試合を決めたと思います」。第一声で主審への皮肉をたっぷり込めた。

 1点リードの前半21分、MF満田誠が敵陣で横浜MF喜田を倒して1枚目の警告。そして同点の後半7分には横浜MF天野を引っかけてしまい、2枚目の警告で退場処分を受けた。後半32分にFW大橋祐紀の2人抜き弾で一時は勝ち越したものの、オーストリア1部ザルツブルクへの移籍が決定的な日本代表MF川村拓夢や累積警告で出場停止だったDF佐々木翔を欠く中、耐えきれずに残り3分で2失点。リーグ5試合ぶりの黒星を喫した。

 満田を前半だけで交代させるプランがあったかと問われた指揮官は「マコ(満田)を代えるよりも審判を代えてほしいと思った」とピシャリ。勝てば4位・神戸との勝ち点差を「1」まで縮められただけに最後まで憮然とした表情だった。

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