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広島・上本 1軍復帰へ リーグ3連覇を知る33歳が首位固めへ本領発揮

スポニチアネックス / 2024年6月20日 5時9分

広島・上本

 広島は19日、あす21日からのリーグ戦再開に向け、マツダスタジアムで全体練習を行った。新井貴浩監督(47)は、21日の中日戦(バンテリンドーム)から上本崇司内野手(33)を1軍昇格させることを明言した。5月1日に左太腿裏を負傷し、翌2日に「左半膜様筋筋損傷」で出場選手登録を抹消。リハビリ期間、実戦調整を経て戦線に復帰する。16年からのリーグ3連覇を知る貴重なユーティリティープレーヤーが首位固めへ本領発揮する。

 満を持して1軍舞台に帰ってくる。あす21日からはリーグ戦が再開。その節目のタイミングに合わせて新井監督は上本を復帰させることを明かした。

 「崇司は(21日の)ドラゴンズ戦から(1軍)。崇司も“もう万全です。いつでもOKです”と言ってくれたので、彼の場合は満を持してという形になる」

 5月1日の阪神戦でアクシデントに見舞われた。2回の第1打席で三ゴロを放った際に左太腿裏を負傷して3回の守備から交代。翌2日に「左半膜様筋筋損傷」の診断を受けて出場選手登録を抹消された。昨年8月にも同箇所を負傷し、戦列復帰までに1カ月を要していた。「できることをやっていき、しっかり治していきたい」。2度目の負傷にも努めて前を向いた。地道なリハビリ期間を経て6月7日のウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦で実戦復帰を果たすと、そこからは着実に前進を続けた。

 この日もウエスタン・リーグ、くふうハヤテ戦(ちゅ~る)に「2番・左翼」で先発出場した。4回無死からの第2打席では外角スライダーを左前打し、3打数1安打で6回の守備からベンチに退いた。1軍本隊の合流はあす21日の中日戦当日になる見込み。前日18日から最終調整として、2軍の静岡遠征に同行しており、きょう20日の同戦にも出場して、最終確認する予定だ。

 「彼はどこでも守れるし、打つのも何でもできる。走塁に関しても、全てが高いレベルでできる選手なので期待している」

 指揮官の言葉通り実績はある。実戦復帰後も二塁、遊撃、左翼、中堅など複数ポジションで守備に就くなど昇格を見据えて準備。上本が不在の間は、内野手登録の二俣が外野を守る機会も多かった。しかし昇格に伴い、守備面はもちろん、攻撃でも右の代打が一人増え、起用の選択肢が広がるのはチームにとってはプラス材料だ。2位の阪神とは2・5ゲーム差。チームのリーグ3連覇を知るユーティリティープレーヤーの帰還が首位堅守へ向けた追い風となる。(長谷川 凡記)

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