阪神・大山が20日から1軍合流 和田2軍監督も逆襲期待「違う動き、違う結果を見せてほしい」

＜ウエスタン　神・ソ＞6回、内野安打を放つ大山（撮影・中辻　颯太）

　打撃不振からの復活を目指す阪神・大山悠輔内野手（29）が、20日から1軍に合流することが決まった。1軍の練習後に岡田監督が「明日からこっち（1軍）来るよ」と明かした。

　この日はウエスタン・リーグのソフトバンク戦（鳴尾浜）に「4番・一塁」で先発して4打数1安打だった。6回1死からの第3打席。先発・前田純の内角直球を捉えた一打は三塁への内野安打となった。不調を理由に5日に出場選手登録を抹消。降格後は同リーグで4試合に出場して打率・167（12打数2安打）の成績だった。

　和田2軍監督は「状態を良くしたいという思いが伝わってきた。チームの中心選手なので、違う動き、違う結果を見せてほしい」と逆襲を期待した。あす21日のDeNA戦（甲子園）からはリーグ戦が再開。8年目の今季はここまで打率・199、3本塁打、19打点と苦しんでいる。2週間の調整期間を終えた和製大砲が今度こそ自らのバットでチームを首位浮上へと押し上げる。　（松本　航亮）