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阪神・才木にプロ初の勲章 交流戦優秀選手賞初受賞「任されたところでしっかり仕事ができた」

スポニチアネックス / 2024年6月20日 5時18分

笑顔の才木(撮影・北條 貴史)

 プロ野球の「日本生命セ・パ交流戦」の表彰選手が19日発表され、最優秀選手(MVP)に日本ハムの水谷瞬外野手(23)が現役ドラフトで移籍した選手としては初めて受賞した。優秀選手はセ・リーグが阪神の才木浩人投手(25)で、パ・リーグがソフトバンクの近藤健介外野手(30)。初優勝した楽天からの選出はなく、史上初めて優勝球団から表彰選手が出なかった。

 プロ初の勲章で、才木が白星量産に弾みをつける。今年の交流戦では3戦3勝をマークした8年目右腕が優秀選手に輝いた。

 「選んでいただいてありがたいです。こうした賞は初めて。来年こそ優勝してMVPになりたい。チーム的には負け越しているので、いい交流戦だったと言えるかわからないけど、個人的には任されたところでしっかり仕事ができたと思う」

 チームが交流戦で7勝11敗と苦しむ中、日曜日のローテを死守。24イニングを投げ、失点は同時受賞のソフトバンク・近藤に被弾した1点だけ。交流戦防御率は0・38。文句なしでセ・リーグから唯一の表彰対象となった。

 「レベル的にはまだまだ低いと思っている。ここからもっといいシーズンにしたい。もちろんチームの勝利が第一。勝ち星や防御率はそれにつながってくるものと思っている」

 リーグ戦再開とともに、初のタイトルへの挑戦がスタートする。16日ソフトバンク戦に勝利して8勝目。15勝の“大台”を阪神で最後にマークしたのは05年の下柳剛。このときの8勝は7月15日。才木は1カ月早いペースで勝ち星を積み重ねている。「これからはコンディションが大事」と入浴、睡眠、食事に気をつけ、ノーストレスをテーマに掲げた。「涼しさを感じるにおいの入浴剤」も入手した。

 練習では阪神伝統のアルプススタンド上りに挑戦。63段を4往復し、下半身の強化とバランスを図った。「(次戦は)また甲子園からですから」と23日の日曜日、DeNA戦に照準。アルプスの一番上で才木はてっぺん獲りを誓った。 (鈴木 光)

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