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「虎に翼」道男抱擁 悔いなく…はるナレ死 寅子絶叫&ネット号泣「早すぎる」「伊藤沙莉の真骨頂」

スポニチアネックス / 2024年6月20日 8時17分

連続テレビ小説「虎に翼」第59話。猪爪はる(石田ゆり子)は最後に会いたかった道男(和田庵・左)に…(C)NHK

 女優の伊藤沙莉(30)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は20日、第59話が放送され、女優の石田ゆり子(54)が好演してきた主人公の母・猪爪はるの最期が描かれた。インターネット上には“はるさんロス”が広がった。

 <※以下、ネタバレ有>

 向田邦子賞に輝いたNHKよるドラ「恋せぬふたり」などの吉田恵里香氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算110作目。日本初の女性弁護士・判事・裁判所所長となった三淵嘉子氏をモデルに、法曹の世界に飛び込む日本初の女性・猪爪寅子(ともこ)の人生を描く。吉田氏は初の朝ドラ脚本。伊藤は2017年度前期「ひよっこ」以来2回目の朝ドラ出演、初主演となる。

 第59話は、猪爪はる(石田ゆり子)は道男(和田庵)と預かると言い出した責任を痛感し、心労がたたって倒れてしまう。佐田寅子(伊藤沙莉)は道男を探しに、上野の山田よね(土居志央梨)を訪ねる…という展開。

 はるは心臓発作を起こしたようで、その夜が峠。あと10年は家族を支えるつもりだったが、最後の気掛かりは道男だった。

 よねは「ここには来るなと言ったはずだ」「帰りな」と相変わらずだが、道男は轟太一(戸塚純貴)の事務所いた。寅子はドア越しに必死の説得を試みた。

 「誰でも失敗はするの。大人も、あんたも。でも真っ当な大人はね、一度や二度の失敗で、子どもの手を離さないの、離せないの!関わったらずっと心配なの。そういうもんなの」「お母さんはね、私が出会ってきた中で一番真っ当で優しい人なの。だから今、あんたのことが気になって仕方ないの。このままじゃ、最後に絶対悔いが残っちゃう。そんなの絶対、嫌なの!会ってくれたなら、その後は、道男の好きにすればいい。だからお願い。ずっとずっと心配ばかり掛けてきたの!最後の願いぐらい叶えてあげたいの!だから、お願いします!」

 はるは道男を抱き締めた。「あなたにしてあげたかったこと。よくここまで、1人で生きてきたね」「(また1人かは)これから先の道男次第。すべてを突っぱねちゃ…ダメ」――。

 はるは“遺言”以外の日記は燃やすよう、寅子にお願い。泣きじゃくる娘に「何を子どもみたいなこと言ってるの。地獄だ、やめろって言っても、好き勝手に飛び回ってたのはあなたじゃない」「寅子、花江さん、お母さんはね、何にも悔いはないの。色んなことがあった人生だったけど、悔いは何一つない。この家のことは、2人になら任せられる。先のことは、よろしくね」「(嫌だー!と叫ぶ寅子に)はいと言いなさい、はいと」。寅子は首を振り、顔を伏せ、声を上げて泣いた。

 「その日の夜更け、はるは、息を引き取りました」(語り・尾野真千子)

 SNS上には「朝から大号泣」「涙腺崩壊…メイク前でよかった」「「昨日倒れたばかりで今日の展開、早すぎるよ」「伊藤沙莉の真骨頂」「朝から号泣。伊藤沙莉さんの演技が素晴らしかった」「直明くんも呼んであげてください」「息を引き取る時には、直明もいたと思いたい」「はるさん…あなたは海のように心が広くて偉大で、お日様のようにみんなを優しく照らして温かくて、視聴者にとってもなくてはならない存在でした。寂しすぎます」などの声が続出。視聴者の涙を誘った。

 「でも、私には…お母さんが言う幸せも…地獄にしか…思えない」「私は…お母さんみたいな生き方じゃなくて…」(第5話、4月5日)と結婚に否定的だった寅子に最終的には六法全書を買い与え、法曹の道へと後押ししたはる。

 主人公のモデル・三淵嘉子の父・武藤貞雄、母・ノブはともに1947年(昭和22年)に亡くなっている。(敬称略)

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