ヤンキース延長戦でオリオールズに敗戦 エース・コールは今季初登板で4回2失点 ジャッジは欠場

今季初登板したヤンキース・コール（AP）

　◇ア・リーグ　ヤンキース6－7オリオールズ（2024年6月19日　ニューヨーク）

　ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール投手（33）が、19日（日本時間20日）、本拠でのオリオールズ戦で今季初登板。5回都有62球を投げ、3安打2失点で勝敗は付かなかった。チームは延長戦の末、敗れた。

　立ち上がり、2死三塁からオハーンに適時二塁打を浴びて先制を許したものの2～4回までは無安打投球。5回、先頭・ムリンスに左前打を浴びたところで降板した。

　コールは昨季、15勝4敗、防御率2・63で自身初のサイ・ヤング賞を受賞。しかし今季は2月のキャンプから状態が上がらず、右肘の炎症で戦列を離れていた。

　試合はヤンキースが1－5の7回にスタントンの3ランで1点差に迫ると、4－5の9回には2死二塁からまたしてもスタントンが左前適時打を放ち、土壇場で同点とし、延長戦に持ち込んだ。

　ただ、延長10回表にムリンスの適時打などでオリオールズに2点を勝ち越されると、その裏、1死一、三塁からライスの犠飛で1点を返したものの反撃もここまで。ア・リーグ東地区の1位、2位対決は1勝1敗で20日（同21日）の3戦目を迎えることとなった。

　また、前日の同戦で左手に死球を受けたジャッジはこの日、欠場した。