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【叡王戦第5局】藤井叡王は穴熊に潜り、伊藤七段は右王…藤井が攻める展開か 時間は伊藤が2倍消費

スポニチアネックス / 2024年6月20日 12時27分

伊藤匠七段の横を通り、上座に向かう藤井聡太叡王(左)=日本将棋連盟提供

 将棋の第9期叡王戦5番勝負は20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で第5局が始まり、戦型は先手・藤井聡太叡王(21)=王将含む全8冠=、挑戦者・伊藤匠七段(21)共に得意の角換わりに進んだ。

 今期は第1局から全て角換わりで、勝敗と同時に両者が関心をぶつけ合う「角換わりシリーズ」になった。正午からの昼食休憩までに68手進み、藤井王は穴熊に、伊藤は右王で、交換した角を敵陣9段目へ放った。

 さらに3筋にと金を作った伊藤に対し、藤井は自陣角から伊藤王の頭上を守る桂取りに歩を打ち付けて、攻め合いになっている。藤井が攻め切るか、伊藤が受け切るか。午後の戦いの焦点は藤井が握っていそうだ。

 持ち時間4時間から藤井が59分、伊藤が1時間59分消費した。

 シリーズ成績は4連覇を目指す藤井、伊藤ともに2勝2敗。今局の勝者がタイトルホルダーとなる。最終局とあり、開局前に振り駒が行われ、先手は藤井に決まった。

 藤井は20年に自身初戴冠となる棋聖を獲得以降、22期連続してタイトル戦を制覇中。今局を制するとその記録を23に伸ばすことになるが、敗れた場合は自身初の敗退となり、同時に昨年10月11日以来の全8冠から陥落する。伊藤は昨秋の竜王戦、今冬の棋王戦に続く3度目のタイトル戦出場で初の戴冠を狙う。

 昼食メニューは藤井が天ぷらそば御膳(冷)とウーロン茶、伊藤は特製カレーライスとアイスティー。

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