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宝塚・宙組公演9カ月ぶり再開、トップスター・芹香斗亜もカーテンコールであいさつ

スポニチアネックス / 2024年6月20日 16時42分

約9カ月ぶりに再開する宙組公演観劇のため、兵庫・宝塚大劇場に足を運ぶファンら

 宝塚歌劇団宙組公演が20日、兵庫・宝塚大劇場で約9カ月ぶりに再開した。

 同公演はトップスター芹香斗亜(せりか・とあ)を中心にしたショーのみの特別公演「Le Grand Escalier―ル・グラン・エスカリエ」。タイトルは宝塚を象徴する「大階段」という意味で1927年に国内初のレビュー「吾が巴里よ モン・パリ」を上演して以降、さまざまなショーを上演してきた宝塚歌劇団110年の歴史をつづる内容だった。

 終演後は組長の松風輝(まつかぜ・あきら)に続き、芹香もあいさつ。観劇したファンによると「お客さまにご心配をお掛けしました」と話し「長きに渡りご心配をお掛けいたしました。宙組公演を待ち続けて頂きありがとうございました」などと感謝すると大きな拍手がわき起こったという。

 宙組に関しては昨年9月30日、25歳の娘役が同市内の自宅で急死。芹香とトップ娘役・春乃さくらのお披露目公演中だったが10月1日から中止になり、それ以降は一切公演を行っていなかった。この日、公演がスタートする前には劇団の村上浩爾理事長もあいさつに立ったが追悼のコメントはなかった。

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