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スポクラ・安楽宙斗、パリ五輪へ決意「今までで一番強い自分で臨む」 体幹&保持力アップで進化

スポニチアネックス / 2024年6月20日 17時57分

会見後に撮影に応じた安楽(右)とJSOLの永井社長

 スポーツクライミング男子パリ五輪代表の安楽宙斗(17)が、システムインテグレーション事業などを手がけるJSOLと所属スポンサー契約を締結した。

 20日に都内で会見が開かれ「ちょっと前に買った」というスーツに初めて袖を通した17歳。緊張した面持ちを浮かべながら、JSOLの永井健志社長と並び「まだまだ社会のことを知らないので。これを機に勉強していきたい」と抱負を語った。

 23年8月のW杯で初優勝を果たし、シニア大会には初出場ながら2種目で年間総合優勝を飾った安楽。昨年11月に開催されたアジア大陸予選で優勝を飾り、ボルダー&リードの複合種目で自身初となる五輪切符を獲得した。

 無駄な力を使わずに軽やかに登ることから、自身を「フワフワクライマー」と称する。持ち味は腕の長さを生かした登りで、上背は1メートル67と大きくないが、身長と同等が標準とされるリーチは1メートル81を誇る。一方、最近は体幹や保持力の強化に力を注いでおり、さらなる進化を目指してきた。

 「今までで一番強い自分で臨もうとしている。五輪で、一番強い自分を出せるかどうかが楽しみ」

 パリ五輪の金メダル候補に挙げられる高校3年生。趣味を問われると「クライミングして、勉強してで忙しくて…」と苦笑いを浮かべた。学業もおろそかにすることなく、真夏の大舞台へと準備を進める。

 ◇安楽 宙斗(あんらく・そらと)2006年(平18)11月14日生まれ、千葉県出身の16歳。八千代高3年。昨年8月に世界ユース選手権でリード優勝。今年4月にはボルダー&リードジャパンカップを制した。得意科目は数学で「論理的に考えられるのが好き」。1メートル67、55キロ。

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