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新叡王の伊藤匠七段を羽生会長が祝福「最先端の将棋の魅力が余す事無く表現されたシリーズ」

スポニチアネックス / 2024年6月20日 19時41分

羽生善治九段

 藤井聡太叡王(21)=王将など8冠=が同学年の伊藤匠七段(21)を挑戦者に迎える第9期叡王戦5番勝負第5局は20日、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われ、後手の伊藤が藤井に156手で勝利。シリーズ対戦成績3勝2敗で悲願の初タイトルを手にした。藤井はタイトル戦初の敗退で全8冠から陥落し7冠に後退した。

 対局後、かつて全7冠を167日保持した日本将棋連盟会長の羽生善治九段(53)は「伊藤匠七段、叡王獲得、誠におめでとうございます。タイトル戦3回目の挑戦での戴冠は、喜びも大きいと思います。今回の5番勝負は、最先端の将棋の魅力が余す事無く表現されたシリーズだと感じました。今後も藤井竜王・名人と、しのぎを削る勝負を末永く繰り広げられる事を期待しています」とコメントを寄せた。

 戦型は両者得意の角換わり。今期は第1局から全て角換わりで、勝敗と同時に両者が関心をぶつけ合う「角換わりシリーズ」になった。正午からの昼食休憩までに藤井王は穴熊に、伊藤は右王。午後から攻め合いとなり伊藤は激しく攻め込まれたが、終盤に逆転した。

 伊藤は第1局では敗れたが第2、3局と連勝。藤井をタイトル戦で初めて先にカド番に追い込むなど絶対王者を追い詰め、初タイトルに王手をかけた。第4局を制されフルセットに持ち込まれたが、最終局で驚異の粘りを見せ、ついに悲願をたぐり寄せた。

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