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【日本代表】20歳で代表デビューの矢崎由高って?7年ぶりの現役大学生初キャップ、松島2世の呼び声も

スポニチアネックス / 2024年6月20日 20時40分

<ラグビー日本代表練習>FBでの先発が予定されている矢崎(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本―イングランド(2024年6月22日 東京・国立競技場)

 ラグビー日本代表は20日、9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)体制となって初の試合となる22日のイングランド戦の登録メンバー23人を発表し、早大2年のFB矢崎由高(20)が先発に抜てきされた。

 現役大学生の代表デビューは、17年5月の香港戦に途中出場した当時帝京大4年のフッカー堀越康介(現東京SG)以来、7年ぶりの快挙。世界ランキング5位、昨秋のW杯3位でハイパフォーマンスユニオン(旧ティア1)と呼ばれる強豪相手のデビューも、近年には事例のない快挙となる。

 午後に東京都内で会見に臨んだジョーンズHCは、矢崎の先発起用について「非常に素晴らしい選手ということは重々承知していたが、宮崎合宿に合流してからは、練習ごとに成長してくれた。自分としては(メンバー)選出はそれほど難しい判断ではなかった」と説明した。今春のU20日本代表の国際試合で活躍し、将来の代表選手を育成する指揮官肝いりの事業の初代メンバーにも選出。宮崎合宿には当初練習生としての参加だったが、序盤から主力格としてプレーし、一気に15番にまで上り詰めた。

 新潟生まれの矢崎はその後大阪に移り、5歳でラグビーを開始。出身スクールは今季限りで現役を退いた元日本代表フッカーの堀江翔太も通った吹田ラグビースクールで、ラスボスの後輩に当たる。高校は関東屈指の強豪、神奈川・桐蔭学園に進学し、1年からレギュラーをつかんで全国優勝に貢献。準決勝の大阪朝高戦では、後半だけで決勝トライを含むハットトリックを達成。高校の先輩に当たる松島幸太朗になぞらえ、“松島2世”と呼ばれるほどの潜在能力の高さを発揮した。

 先月12日に20歳の誕生日を迎えたばかりだが、精神面でも成熟しているという。ジョーンズHCも「若い選手をメンバーに入れる際は、感情面の未熟さは問題に挙がるかも知れないが、これまでの練習の様子を見ていても、そういうプレッシャーにも耐えうる選手だと判断した」と評価。12年4月に当時18歳7カ月だった早大1年の藤田慶和(現三重)を代表デビューさせるなど、12~15年の第1次政権時にも多くの現役大学生を抜てきした名将ならではの視点で太鼓判を押した。

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