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【日本代表】FW第1列の総キャップ「3」若手抜てきにジョーンズHC「糧になると信じている」

スポニチアネックス / 2024年6月20日 21時4分

<ラグビー日本代表練習>イングランド戦での先発が予定されているFWのメンバー(左から)リーチ、ディアンズ、茂原、ワカ、竹内、コストリー、原田、マキシ(撮影・篠原岳夫)

 ◇ラグビーリポビタンDチャレンジカップ2024 日本―イングランド(2024年6月22日 東京・国立競技場)

 ラグビー日本代表は20日、9年ぶりに復帰したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)体制となって初の試合となる22日のイングランド戦の登録メンバー23人を発表した。現役大学生では7年ぶりの代表デビューとなるFB矢崎由高(20=早大)をはじめ、先発4人、リザーブ4人がノンキャップ。チームとして経験値の指標となる先発総キャップは169で、522のイングランドの3分の1と非常に若いメンバー構成となった。

 午後に東京都内で行われた会見で、ジョーンズHCは「日本のラグビーを変えなければいけないという強い信条の下、今回のチームをスタートした。現状、確かに若い選手が多いが、ベストの選手を選出している。(イングランドと)ギャップがあるのはもちろんだが、言い分けはなく、いい準備が進められているので試合を楽しみにしている」と話した。

 ポジション別でとりわけ経験値が浅いのが、フロントローと呼ばれるFW第1列だ。左プロップの茂原隆由(24=静岡)とフッカー原田衛(25=BL東京)がノンキャップ、右プロップの竹内柊平(26=浦安)が3キャップ。リザーブもフッカー坂手淳史(30=埼玉)こそW杯2大会に出場して41キャップを誇るが、プロップ三浦昌悟(29=トヨタ)が9キャップ、為房慶次朗(22=東京ベイ)はノンキャップとなっている。

 一方のイングランドは先発フッカーのジェイミー・ジョージが90キャップ、右プロップのダン・コールが112キャップ。リザーブにも93キャップのジョー・マーラーら百戦錬磨の選手が控える。小さな日本に対し、フィジカル、パワー、経験値で上回るイングランドがセットプレーで重圧を掛けてくることは火を見るよりも明らかだ。それでもジョーンズHCは「もちろん勝ちたいと思うが、今後の日本のラグビーをつくる若手にチャンスを与えることで、今後の大きな糧になると信じてる。若い選手がスクラムを良くするには、自分たちよりも強い選手と組む、これしか道はない」と話し、将来を見据えた起用であることを示唆した。

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