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【阪神・岡田監督語録】リーグ戦再開「だから今年は混戦やて」 打撃にメスの森下に「半信半疑はアカン」

スポニチアネックス / 2024年6月21日 5時17分

練習を見つめる岡田監督(撮影・須田 麻祐子) 

 阪神の岡田監督が20日、兵庫県西宮市の甲子園での練習後に取材対応した。リーグ戦が再開する21日DeNAを前に、球宴までに本調子を取り戻すよう、選手に求めた。報道陣とのやりとりは以下の通り。

 ―大山は体を絞ったように見えた。

 「おお、ちょっとなあ。前より良かったよ」

 ―キレという部分で変化を感じるか。

 「そら、感じるけど、もうゲームやんか」

 ―1軍に上げたということは待ったなし。

 「ゲームでどれだけ結果が出るか、ということやんか」

 ―打順は当日のお楽しみか。

 「決めてない。全然、決めてない」

 ―明日からリーグ戦が再開する。ひとまず、ターゲットは球宴までか。

 「まず、そこまでやなあ。どれぐらい自分の姿を取り戻せるかやろな。みんながな」

 ―自分の役割をもう一度、意識してほしいか。

 「役割はわかってると思うよ。それは」

 ―それを思い出してほしい。

 「できるか、できんかやからな」

 ―オールスターまでの戦いで大事になってくるのは?

 「大事なのはみんな大事やけど、1試合、1試合な。今までが悪すぎた分、どれだけな、仕切り直しというか、そこで修正できるか、ということやんか」

 ―この2日間がいい方に向かえばいい。

 「いやいや、みんな、そのためにやってるんやから。そんなん。だから、継続してやれいうんやったら簡単やけど。なあ。今まで通りやったら、アカンわけやんか」

 ―交流戦まで前半戦のラストスパートのようなイメージ。

 「別にラストスパートはせえへんよ。普通にできるかどうかやんか。今からラストスパートをかけへんよ。そんなん」

 ―普通のことを普通にやってくれたらいい。

 「いやいや、普通にできるかどうかやん。やってくれたらじゃないよ、できるかどうかや。やろうとしても、でけへんかったわけやろ?今まで。やろうとしていることはみんなわかっているやんか。それができてなかったから、個人もこんな数字でいるわけやから。そこをどうするかやんか」

 ―普通のことができていた去年と今年の違いは?

 「いやいや、それは普通のことができへんからやろ?ヒットを打てとか、ホームランを打てなんか、一言も言うてないで。普通の姿がないからのう。そういうのは淡泊に見えるよな。今まではもっと粘って塁に出ようという姿があったのが、今はないとか、な。そういう姿やんか、だから」

 ―もう1度去年のように。

 「いや、去年のようには無理よ。言うてるやん、去年はできすぎやって。それをまともに受け取ったらあかんっていうことやんか。できすぎやんか、あんなんは。勝てへんってそんなに簡単に。相手も抑えにくるわけやから、ヒットもポンポン出えへんっていうの。去年もめちゃくちゃチーム打率が良くて勝ったわけじゃないやんか。結局は。それはフォアボールにせよ、ランナーを進めるとか、次の塁に当たり前のように行くとか、そういうことをできているからいい結果が出るわけであって。打つチームじゃないやんか。はっきり言うて。打てるチームじゃないやん、そこまで。結局、つながりとかそんなんで点取ってたわけやからな。それができなかったら点は入らんわな。打てるチームじゃないんやから、ランナーを貯めてホームランとか、そういうチームじゃないわけやからな」

 ―リーグ戦は2位で貯金もあって再スタート。

 「不思議やなあ。不思議と思うよ」

 ―ラッキーか?

 「ラッキーというか、だから言うてるやん、今年は混戦やて。そういうことやろ。キャンプで言うてた通りやんか。簡単に、ダントツに突き抜けるかいな。そんなに勝負は甘いもんちゃうよ」

 ―2位で上を目指す方が心理的にはいいか。

 「それは相手がおるからな。相手も勝っていったら、なかなかそんな上立たれへんし。これから一つ一つ貯金の積み重ねやろ。(試合数が)半分以上あるわけやから、90弱ぐらいあるわけやから。それにはオールスターまでにある程度の形をな、形というか、みんなが去年に近いぐらい役割をできるかどうかやろな」

 ―ゲラが戻ってた。最初の使い所は?

 「分かれへん分かれへん。(ベンチ入り人数の関係で)ピッチャーを1人外さなあかんやんか。まだ決めてないよ。ブルペンの誰を外すとか」

 ―交流戦を終えて、これからのやっかいなチームは?

 「いや、それは分からへん。やっかいというか…。やっかいは最初に言ってた巨人やろ。いやいや、最初に言うたやんか。それはチームが変わって、メンバーも監督も変わってのあれやったから。でもどこやなしに、だから言うてるやん、混戦やって。どこというあれじゃないよ」

 ―21日先発の西勇は今年はいい状態をキープしている。

 「今一番いいしなあ」

 ―監督通算700勝まであと2勝。

 「あと2なん?700。まあ別に、別にそんなんええわ」

 ―森下の姿勢は見えた。

 「いや、だから結局なあ、半信半疑でやっても良くならんよ。言うたからって、すぐにヒットとかホームランが出るとか、そういうんじゃない。これは継続やからな。毎日バッティング練習をしてな。試行錯誤して悩みながらやってたらあかんよ。これと思ったことをやればええのに。だから今日でも簡単に軽く打っとるから水口(打撃コーチ)に言うたんよ。『普通に振れ!』って。そんなん半信半疑でやってたら良くなるわけないやん。これをやろうと思ったら、それを突き通したらええだけの話やん。ええとか悪いとかの話やない。良くないんやから、あんなスイング。そういうことやろ、あのスイングを10人に聞いたら、10人ともええスイングて言うやつおらへんよ、はっきり言うて。悪くなったのを直すのは、なかなか大変よ、そら。当たり前やん。極端にやらんと。明日からのゲームのためじゃないやん、あいつが長いこと野球をするためやからさ。それをどう自分が思ってやるかやろうな。まだ半信半疑で打席に立つようじゃあかんわな。打席に立ったら、あいつにも言うたけど、来たボールを打つだけやないか。悩んで打てる問題じゃないやん。吹っ切れて打たんと」

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