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【欧州選手権】イタリアGKドンナルンマ好守連発 スペインに苦杯も「運命はまだ我々の手の中にある」

スポニチアネックス / 2024年6月21日 6時50分

<欧州選手権 スペイン・イタリア>後半、オウンゴールで失点し落胆するDFカラフィオーリ(中央下)らイタリア代表イレブンら(ロイター)

 ◇欧州選手権1次リーグB組 イタリア0―1スペイン(2024年6月20日 ゲルゼンキルヘン)

 サッカーの24年欧州選手権ドイツ大会1次リーグ第2戦、連覇を狙う前回王者イタリアがスペインに0―1と敗戦。ファインセーブ連発もオウンゴールに泣いたGKジャンルイジ・ドンナルンマ(25=パリSG)は「運命はまだ我々の手の中にある」と決勝トーナメント進出へ向け気持ちを切り替えた。

 1次リーグ屈指の好カードとなった注目の一戦は、序盤から劣勢の展開となったが守護神GKドンナルンマが奮起。前半2分のペドリ(バルセロナ)のヘディングシュートを弾き出すと、同23分のモラタ(Aマドリード)のシュートを足でブロック。同25分にはパリSGの同僚F・ルイスが約28メートル付近から放った強烈なロングシュートをファインセーブ。前半だけで相手の枠内シュート4本を防ぎ、ゴールを死守した。

 しかし、後半10分に失点。自陣右サイドからの素早いクロスがモラタの頭をかすると、カラフィオーリ(ボローニャ)に当たってゴールイン。オウンゴールによってリードを許した。

 反撃を狙うチームだったが無得点のまま試合終了のホイッスル。強豪対決に敗れ、1勝1敗の勝ち点3となり、同組2位でクロアチア(勝ち点1)との第3戦を迎えることになった。

 ドンナルンマは試合後「運命はまだ我々の手の中にある。我々は怒っているが、最後の試合でこの感情を利用しなければならない。気を引き締めて、クロアチア戦では良い成績を収める必要がある」とコメント。引き分け以上で同組2位通過が決まるクロアチア戦へ向け意気込んだ。

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