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大谷翔平 またも伝説記録に視界良好 リーグ単独トップ21号で「200安打&本塁打王」見えてきた

スポニチアネックス / 2024年6月21日 6時52分

<ロッキーズ・ドジャース>初回、先頭打者本塁打となる先制ソロを放ち、スミス(右)とタッチを交わす大谷(撮影・光山 貴大)

 ◇ナ・リーグ ドジャース5-3ロッキーズ(2024年6月20日 コロラド)

 ドジャースの大谷翔平投手(29)が20日(日本時間21日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席に2戦ぶりの一発となる今季21号を放ち、ブレーブスのマルセル・オズナ外野手(33)を抜いてリーグトップに立つなどチームをけん引し、白星に導いた。

 不動の1番・ベッツの骨折離脱で心配されたが、大谷が1番に座ってからこれで3勝1敗。チームは再び貯金17として、ナ・リーグ西地区の独走状態は変わらない。試合後、デーブ・ロバーツ監督は大谷について「翔平は好調を維持している」と簡潔に答えた。

 大谷は、6月11、12日のレンジャーズ戦で2戦連発をマークして以降はこれで10試合で6発目。無安打に終わった15日(同16日)のロイヤルズ戦までの打率は・305だったが、前日までに・317まで浮上。この日は・318まで上げ、再び首位打者争いにも顔を出してきた。4試合連続だった複数(マルチ)安打はこの日ストップしたが、勢いは止まらない。

 チーム77試合目で94安打となり、シーズン197本ペースだ。自身初の本塁打王に輝いた昨季は151安打。21本塁打はリーグ単独トップで、12年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、12年ぶりの「200安打&本塁打王」も視界に入る。

 近代野球とされる1900年以降の大リーグで「200安打&本塁打王」を達成した選手は1921年と23年に達成したヤンキースのベーブ・ルースら23人だが、00年以降は3人だけ。01年のヤンキースのアレックス・ロドリゲスが201安打、52本塁打、04年のドジャースのエイドリアン・ベルトレが200安打、48本塁打、12年のタイガースのミゲル・カブレラが205安打、44本塁打を記録した。大谷はまたもレジェンドに肩を並べる勢いだ。

 好調の一因が立ち位置の固定だ。最近の試合で三塁線と本塁を結んだライン上にバットを置き、打席の左足の位置を確認する新ルーティンを始めた。「同じように構えて、同じ位置に立つっていうのが、一番大事なことではある。球場によって(バッターボックスの)ラインの太さが違ったりするので、そこで多少ずれたりすることがないようにしたいなと思っています。同じ位置で同じように構えるのが、同じようにボールを見るには一番大事なことなので。動く前の段階が一番大事かなと思っています」と説明した。

 18日のロッキーズ戦の6回には今季メジャー最長の476フィート(約145.1メートル)、リーグトップに並ぶ中越え20号ソロを放った。この一発で日本選手初の4年連続20号となった。ムーキー・ベッツ、山本由伸と投打の柱が故障離脱する中、「不幸中の幸いでムーキーも由伸もシーズン中に戻ってくると思うので、まずはそこをみんなでカバーできればいいんじゃないかと思います」とチームをけん引している。

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