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日本ハム水谷 交流戦MVP初受賞で会見「実感ない」 新庄監督「誰のおかげ?」と冗談交じりに祝福

スポニチアネックス / 2024年6月21日 12時39分

交流戦MVP受賞に「とったど~」とポーズを決める日本ハム・水谷(撮影・高橋 茂夫)

 「日本生命セ・パ交流戦」の最優秀選手賞(MVP)に輝いた日本ハム・水谷瞬外野手(23)が21日、エスコンフィールドで会見を行い「一番は実感がないというか。素晴らしい選手がいる中で選んでいただいてありがたい気持ちと、自分でいいのかという気持ちがある」と語った。

 昨年に現役ドラフトで加入した高卒6年目の23歳。交流戦は15年の西武・秋山(現広島)の最高打率を6厘上回る・438で首位打者となるなど絶好調。「再昇格してから1打席1打席を大事にしようと思っていた。それが打てない打席があっても常に次という気持ちでいけたことがこういう数字に残った」と喜んだ。28安打、出塁率・471もいずれも12球団トップで、OPS(出塁率+長打率)1・159は断トツ。同5位タイのプロ初本塁打を含む3本塁打、同3位タイの13打点を記録した。

 交流戦MVPは前年まで1軍出場のない選手では初めてで、日本ハムとしても打者では初。新庄監督には「おめでとう。誰のおかげ?」と冗談交じりに祝福された。賞金200万円については「何も欲しいものはないので、母の贈ろうかなと思います」と孝行息子ぶりを見せた。

 今後のシーズンの戦いに向け「交流戦だけと言われたくないので、また一段と気を引き締めてやっていきたい」と力を込めた。

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