宮沢りえ、打ちのめされた人気俳優を告白「心も体もバネでできている。対応の俊敏さがすごい」

宮沢りえ

　女優の宮沢りえ（51）が21日、NHK「あさイチ」（月～土曜前8・15）の「プレミアムトーク」にゲスト出演。舞台にかける熱い思いを語った。

　宮沢は2004年の野田秀樹氏演出の舞台「透明人間の蒸気」をきっかけに、10年間舞台に出続けることを決意したという。「阿部サダヲさんが相手役で、本当に素晴らしい役者さんがそろった。いい舞台に参加できている喜びはありつつも、打ちのめされた。圧倒的にかなわない共演者の方たち」と振り返った。

　阿部の演技について「すごかったです。心も体もバネでできているんじゃないかってくらい。肉体も動くし、今起こるに対する対応の俊敏さがすごい」と、尊敬の念をにじませた。

　阿部の他にも六平直政、秋山菜津子らがそうそうたる俳優が出演。「瞬発力と持続力。体力と精神力が並じゃない。自分にはそれがなかった。演出していただいて、だいぶ成長して本番を迎えられたけど、このままではダメだと思った」と語った。