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【高校野球】智弁和歌山「波乱の夏」雪辱へ「自分たちは弱い」昨夏22年ぶり初戦敗退、今夏は初戦で笠田と

スポニチアネックス / 2024年6月21日 16時41分

組み合わせ抽選会でクジを引く智弁和歌山・辻主将(撮影・河合 洋介)

 第106回全国高校野球選手権(8月7日開幕、甲子園)和歌山大会の組み合わせ抽選会が21日、和歌山市内で行われた。

 22年以来2年ぶり27度目の夏の甲子園出場を目指す智弁和歌山は、7月15日の2回戦で笠田との初戦を迎える。

 夏5連覇中だった昨夏は高野山に2―4で敗れ、01年夏以来22年ぶりの初戦敗退を喫した。

 昨夏の波乱について辻旭陽主将(3年)は「勝てるだろうと入ってしまった」と振り返る。

 今年のチームは、4番の花田悠月(3年)ら強打者がそろう打線が強力で、1メートル97の長身右腕・中西琉輝矢ら投手陣も豊富。春の近畿大会準優勝とチーム状態は順調ながら、辻は「自分たちは強いと過信せず、弱いんだといい意味での不安を持って戦っていきたいです」と気を引き締めた。

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