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笠井信輔アナ“異常”な都知事選に…過去の経験から報道姿勢を危惧「思わぬ選挙結果を招くかも」

スポニチアネックス / 2024年6月21日 17時2分

笠井信輔アナウンサー

 元フジテレビでフリーの笠井信輔アナウンサー(61)が21日、自身のインスタグラムを更新。前日20日に告示された東京都知事選(7月7日投開票)で物議を醸している選挙ポスター掲示板について、思いを述べた。

 笠井アナは「さすがに、批判が渦巻いている 東京都知事選の候補者掲示板のカオスな状態」と書き出し、この騒動に言及。「今朝、気になって各局の【朝の情報番組】を一通りチェックしてみました」と明かした。

 「裸同然のポスターを貼り出した男性候補者に対して東京都迷惑条例違反に抵触すると、警察から候補者が警告を受けた それは、警察が動いたと言うことで、公のニュースとして、報じているところがありました」といい、「しかし!やはりあのお騒がせ、政治団体の【候補者ポスター掲示スペース販売騒動】を取り上げているところは各局朝の情報番組を一通りチェックしたところ、まずありませんでした」と、寄付をすれば独自のポスターを貼りだせると主張している「NHKから国民を守る党」については言及がなかったと報告した。

 「下手に取り上げると、かえってその政治団体の宣伝になってしまう その手には乗らない!と言う考え方」だと分析し、「反対に、公然と批判すれば、既に公示中なので“選挙妨害”と言われかねない そんな考え方もあるのでしょう」と指摘。

 だが、「この問題を正面から取り上げていた番組が私の知る限り1つありました」と、テレビ朝日の情報番組テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)で取り上げてたという。「もちろん、政治団体の名前は伏せています 玉川さんはじめ、出演者は スタジオで公然と批判していました」と振り返った。

 また「モーニングショーは、この騒動だけを取り上げているのではありません 立候補者数が多すぎて、掲示板のスペースが足りないと言う問題に着目し、都内3つの掲示板を取り上げて 初日にどんな人が掲示板に貼りに来るのかと言う【東京都知事選掲示板、初日物語】と言うドキュメントとして取材放送したのです」と触れ「さすがです」と賛辞をおくった。

 「当然、この騒動に触れることになるわけですからテレビってほんと難しいんですよ」と吐露し、「誰もがダメと思うことを放送しても それこそ、その昔 統一教会の霊感商法問題やオウム真理教事件は それしかやることないのか!と言う位たくさんの時間を割いて大批判キャンペーンを行いました ところが放送後 必ず電話がかかってくるんです“あの宗教団体にはどうやったら入ることができるんですか?” 本当にいろんな人がいるので不用意に放送すると思わぬことが起きてしまいます」と、報道の難点を回顧。

 これらの点から「今回の問題を一斉に取り上げることによって、思わぬ選挙結果を招くかもしれない」と危惧し、「番組担当者が慎重になるのは仕方がないのかなとも思います」と納得。「おそらく、これらの掲示板のポスターは、剥がされる事は無いでしょう公序良俗に反しない限り…」とし、「もしかして地方の新聞や、地方のテレビ局はこの問題を取り上げたりするのでしょうか?“東京は終わってる”とね」と推察していた。

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