61歳の麻木久仁子 86歳の母と2人暮らし「シェアハウスみたいな感じで」 一人娘は29歳「独立して」

麻木久仁子

　タレントの麻木久仁子（61）が21日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）にゲスト出演。現在86歳になるという母との生活について語った。

　麻木の両親は麻木が高校の時に離婚。その後は弟、妹とともに母に育てられたという。

　司会の黒柳徹子が「お母さまと一緒に住んでらっしゃるの」と現在について尋ねると、麻木は「はい。おかげさまで母は元気ではあるんですけど、実は10年ちょっと前に心臓の手術を受けまして」と明かした。

　それまで母は3人の子供達から「一緒に住もう」と言われても断り続けていたと言うが麻木は「さすがに手術、心臓でしたので“お願いだから一緒に暮らしてください”って説得、半ば説得してうちに来て。当時は娘、私、母で3人でいたんですけど、娘が2年前に独立して出て行きましたので、今は母と2人で」暮らしていると語った。

　「割と最初は張り切っていたんです。ご飯も張り切って作って」いた麻木だったが、しばらくすると母からは「ちょっとお話が」と切り出されたという。すると「せっかくいろいろやってくれるのはありがたいけど、私はやっぱり自分のことは自分でしたい」「ご飯はもう結構です」と宣言されたとした。

　「で母は今いろんな可愛らしい一人用調理家電を買って来て、火を使わないから年寄りも安全だって言って。で体に良い物をいろいろ自分で研究して自分のご飯を作って」いるという。「心臓やられてますので塩分も私の味付けの半分くらいの塩分で体にいいご飯を研究して自分で作って、自分で食べて」とも語った。

　そのため「2人で暮らしてるんですけどシェアハウスみたいな感じて」と言い、「別々の寝室があって、自分のご飯は自分で作って、時々ちょっとひじきの炊いたのとか多くできるとお裾分けとかもらったりして。でも凄い薄いんです」と苦笑した。

　「私の方もたまに煮物とか多く作ったらちょっとお裾分けしたり。あしたは一緒に外食でもしようかなんてアポ取って出かけたり、今はなんかシェアハウスで一緒に暮らす仲良しルームメイトみたいな感じで」と説明した。それでも「夜は心臓のことがあるのでなんかあったらいけないから、廊下に通じる部屋のドア、お互いに開け放して気配が聞こえるように」しているとした。

　また黒柳が「あなたは一人娘が小学校6年生ぐらいの時に離婚なさったの」と尋ねると「そうなんですよ」と麻木。娘は29歳になったとし「大分長いことうちにいたんですけれど、2年前に急に“あたし、独立します！”って宣言してからひと月もたたないうちに出て行きました」と笑ってみせた。