渡部建 阪神応援中に受けた野次「人の応援も許されない。スポーツ観戦もできなく…」

「アンジャッシュ」の渡部建

　お笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建（51）が21日、TOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）にゲストとして生出演した。地上波の生放送に出演するのは、20年に発覚した不倫問題後初めてで、同局番組への出演も初となった。

　番組では、あらためて渡部建という人間を深掘り。球団公認の阪神ファンとされているが、一方でビジネス説もささやかれた。

　これについて渡部は「本当に子供の時から好きだったんですけど、あんまり発信してなかった。大阪に阪神ファンの方、たくさんいるじゃないですか？僕が言うのもなと思って」と明かし、「古くは85年のバース、掛布、岡田の（バックスクリーン3連発の）時も、日本シリーズを見に行ったくらい好きで」とも説明した。

　2000年代に入り、阪神が復活してきたタイミングで、阪神ファンの1人として取材を受けたという。「受けたら急に“あいつビジネスにしやがって”って。“阪神ファンなわけねえだろ？”って」と、疑いの目を向けられたことを明かした。ミッツ・マングローブは「渡部か矢口（真里）かってやつですね」といじっていた。

　自粛期間中、渡部は阪神の応援に球場へ行ったが、後方の席のファンに気づかれてしまったという。「“お前、人のこと応援してる場合か！”って怒られて。すみませんって」。ミッツから「何か泣けてくる」と同情されると、渡部は「私、人の応援も許されない。スポーツ観戦もできなくなっちゃった」とつぶやき、「家でちゃんと応援してますから」と明かしていた。

　渡部は20年6月、複数女性との不倫が報じられて以降、無期限で活動を自粛した。「ヒルナンデス！」「行列のできる法律相談所」「相葉マナブ」「Love　music」「王様のブランチ」など、多くのレギュラー、準レギュラー番組を降板。コンビとしての活動も停止した。その後はラジオ出演や講演会、YouTube動画配信などで活動していたが、妻・佐々木希への裏切り行為、多目的トイレを舞台にした不倫など、世間の風当たりは強く、地上波への復帰は厳しい道のりに。この日が4年ぶりの地上波生放送出演となった。