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オランダ1部AZ移籍決定のDF毎熊晟矢に大学恩師がエール 同じ教え子のC大阪DF奥田勇斗にも

スポニチアネックス / 2024年6月21日 20時42分

毎熊と奥田にエールを送った桃山学院大・松本直也監督

 海を渡った大学OBのシンボルと、その穴を埋めるルーキー。両教え子の活躍を誰よりも願っているのが、桃山学院大サッカー部の松本直也監督だ。C大阪が21日、オランダ1部AZアルクマールに完全移籍することが決まったと発表したDF毎熊晟矢(26)と、C大阪の右サイドバックとして成長著しいDF奥田勇斗(23)の同大サッカー部OBにエールを送った。

 日本最高峰のカテゴリーから世界に旅立つスターも、その後釜となるホープも同じ教え子。かたや日本代表の常連となり、かたやルーキーながら15日の浦和戦(ヨドコウ)でプロ初ゴールを挙げた。またとない巡り合わせに松本監督も「なかなかないことですよね。(毎熊は)きちっと結果出して、代表のキャップを持った上で(AZに)引っ張られた。勇斗(奥田)もただ出たというだけじゃなくて、プロサッカー選手としてもしっかり結果を出している。僕らからしても、2人とも尊敬できる存在」と驚きながらも絶賛する。現役の部員にも「夢があるよね」と2人の活躍を引き合いに出すこともあるという。

 実は、松本監督がJFAのS級ライセンスを取得する際、海外研修で試合を観戦したチームがAZだったという。不思議な縁もあるのかもしれない。

 大学時代、バリバリのストライカーとして信頼を置いていた毎熊には“自分らしくしっかりやってくれ”“コミュニケーションをしっかり取れよ”というメッセージを送った。本人からも“頑張ります”と返事があったという。「まずサイドバックとしての信頼を、しっかり勝ち得てもらいたい。欧州でそういう立ち位置を取れれば、彼の持つ攻撃的な良さがもっと光ると思う。監督、チームメートから信頼されるサイドバックとして、世界で勝負してほしい」と飛躍を願った。

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