オリ・中嶋監督 森の一発に「本当に欲しいところ」 4戦連続打点の太田に「まだ1年やったことない」

＜オ・西＞好投したエスピノーザ（左）と喜びを分かち合う中嶋監督（撮影・平嶋　理子）

　◇パ・リーグ　オリックス2－0西武（2024年6月21日　京セラD）

　リーグ戦再開後の初戦を制したオリックス・中嶋監督は「形として勝っていかなきゃいけないので。きっちり結果にこだわっていきたい」と力を込めた。

　初回1死三塁で太田の4戦連続打点となる右翼への適時二塁打で先制。先発のエスピノーザが来日最長の8回を無失点と好投し、直後に森が右翼への2号ソロで加点した。

　「（今井は）本当に一線級ですし、ライオンズのエースですし。いい投手です。（森の一発は）本当に欲しいところでの追加点だったので、かなり大きなホームランだと思います」

　6月は3番に固定され、結果を残している太田の勝負強さについては「まだ1年やったことないんですから、そんな大きなことは言わなくていいんじゃないですか。1年やったとしても、次の年に落ちる人もいる。難しいですよ。簡単に言わないでください」と指揮官らしく手綱を締めていた。