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【バレー男子】日本がオランダにストレート勝ち 決勝ラウンド進出決定 西田が3本のSA含む最多16得点

スポニチアネックス / 2024年6月21日 21時27分

西田有志

 ◇バレーボールネーションズリーグ男子1次リーグフィリピン大会  日本―オランダ(2024年6月21日 フィリピン・マニラ)

 バレーボールのネーションズリーグ男子1次リーグ第3週フィリピン大会が行われ、世界ランキング4位の日本は同13位のオランダと対戦。セットカウント3―0(25―18、25―19、25―20)でストレート勝ちした。日本の決勝ラウンド進出も決定した。

 第1セットはこれまで先発機会が少なかった高橋健、大塚が躍動。次々と強烈なスパイクを相手コートに打ち込むと、高橋健はブロックでもポイントを挙げるなど気を吐いた。24―18でセットポイントを握ると、最後は甲斐がサービスエースを決めてこのセットを先取した。アタックだけでなくブロックも機能し、隙の無い内容で高さで勝るオランダを圧倒した。

 第2セット序盤は競り合う展開が続いたが、8―8の場面で石川がバックアタックを決めると、高橋健、西田が続けてブロックポイントをマークするなど7連続ポイントでオランダを突き放した。

 第3セットは相手の強烈なサーブに苦しみ一時最大5点差をつけられたものの、西田が次々とバックアタックを叩き込みチームを鼓舞。さらに、このセットだけで3本のサービスエースを決めるなど獅子奮迅の活躍で日本に白星をもたらした。

 ▼高橋健太郎 相手のミドルの動きをデータで見ていたので、僕がこういう風に打ったら相手のミドルがどこに手を出してくるというのは頭に入っていた。プレッシャーを感じることなく自分たちのやってきたことを出すだけでだと考えていた。その中で日本、フィリピンのバレーボールファンに楽しんでもらえたのならよかった。(決勝ラウンド進出は)うれしく思うし、五輪に向けてチームが成長する機会を自分たちでつかむことができてよかった。チームとして絶対に去年よりもいい色を、金を取るという意志統一はできている。

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