早見優 学校行事中にまさかの歌番組出演「そもそもオフがないので…」 さらに多忙だった先輩とは

早見優

　タレント早見優（57）が、21日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」（金曜後8・55）に出演し、アイドル時代の超多忙な逸話を語った。

　この日は超競争社会を生き抜く女性アイドルを特集。早見や森口博子をはじめ、元AKB48高橋みなみ、柏木由紀らが出演した。

　早見と言えば、83年に発売した「夏色のナンシー」が大ヒット。コカ・コーラのイメージソングに使われたほか、同年のNHK紅白歌合戦に出場。一躍大人気アイドルの仲間入りをした。

　当時高校2年だった早見。同曲の人気が落ち着いてきたころ、ようやく学校行事に参加できるようになったという。「『夏色のナンシー』がチャートアウトして、“林間学校行っていいよ”って言われたら、突然電話がかかってきて」。林間学校に参加しているさなか、「夏色のナンシー」はなんとベスト10に返り咲きする粘り腰。同局系「ザ・ベストテン」への出演依頼が来たという。

　当然、早見は林間学校の真っ最中。それでも、オファーを受けて出演した。番組では当時の映像が流され、司会の久米宏アナウンサーが「早見優さんは宮城県の秋保温泉にいらっしゃいまーす！」と紹介。黒柳徹子も「課外授業のところ、こんなところまで追っかけてごめんなさいね」と謝罪した。

　早見はホテルを抜け出し、施設の前で「夏色のナンシー」を披露。ホテルの部屋からは同級生たちが見守るという異様な光景だった。

　当時について、早見は「そもそもオフがないので、仕事始めて最初の3年は1日あったかないかくらいですね」と明かし、一同を驚かせた。当時は早見よりも多忙を極めた先輩がいたという。「“眠いな～”ってちょっと文句言ったら、“でもね、先輩のピンク・レディーさんは睡眠2時間だよ？優は4時間取ってるんだよ”って言われた時に、そうか…って思っちゃった」と丸め込まれたことを明かしていた。